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信楽焼きの壺
昨日(3/8)大阪の貝塚市にお住まいの藤原泰三さんご夫妻が帰郷、来山されました。泰三さんは私(住職)とは小学校からの同級生です。郷里を離れ貝塚に住まいをされるようになって半世紀を超えていますが、帰郷されますと必ず寺にお寄り下さいます。嬉しいことで懐かしい話になごみの時が流れます。
泰三さんはもう10数年も前から生業を励みながら作陶を学んで来られました。これは奥さんの影響であると聞きましたが、今ではご夫婦で陶芸に研鑽されているのです。信楽(しらぎ)焼きの加藤隆彦氏に師事して貝塚から滋賀県の信楽まで通って作陶を続けておられるとのことです。
画像の壺は泰三さんの作品で今回頂きました。
高さ35㌢、腰張り31㌢の大作です。紐を作って手びねりで仕上げたとのことです。穴窯(?)で赤松の薪で焼成されていて信楽焼き特有の地肌、火色が見られ、真上から灰を被ったのでしょう四方へ灰釉がなだれています。
雅味のあるどっしりとした壺を頂き大変に嬉しく思っています。いつかこの壺に花を生けてみようと思います。今から構想を練っておきます。
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上からの姿
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焼き肌