万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

シルバーウイーク

2009年09月23日 | Weblog
秋のシルバーウイークと呼ばれた大型連休も今日のお彼岸の中日で終わりです。
今日は朝から納骨堂などへお参りに来られる方が多くありました。
 20日の朝、奈良大和高田の教専寺へ入寺し、住職を勤めている弟綜丸より電話あり坊守久仁子さんがみまかったとの訃報、数ヶ月前より良くないと聞いていましたが矢張り終わって往かれました。とは云え連休中法務多端で行くことも出来ず、昨日坊守が代参し、京都にいる若院と恵真とが夫婦でお通夜にお参りしてくれました。
 久仁子さんは長男直道(じきどう)君、二男慶信(きょうしん)君の二人をもうけ育ててくれました。数年前より体調が思わしくなくなり遂にお浄土の方となられたのです。実に申し訳ないことですが、葬儀にもお参りが出来ず大三島でお参りさせて頂いたことです。
 このシルバーウイークは多事、大事があり、かくして終わって行きました。時々刻々変化し続ける境涯であることを実感いたします。

画像の白い花は「タマスダレ」です。皐月の株の周りに球根がくっついたまゝ移植されたのでしょう皐月の枝のないところから顔を覗かせて咲いています。タマスダレも「ひがんばな科」の植物に分類されています。
牧野富太郎先生はその図鑑に「玉簾、たぶん葉が集まっている様をすだれとたとえ、花の白さを玉としたのだろう」と記しておられます。
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