○7/2(木)午後1時より「門信徒研修会」を開催いたしました。この臨時研修会には本願寺伝道院の住職課程を受講されている二人の研修生と、指導講師一名が来山されました。このような班が20班、今年は備後、四州教区を布教実習のために巡回されたのでした。
拙寺ではこのご縁を門信徒(世話人、総代、仏婦役員を主として)研修会としてもちました。ご本山への念仏奉仕団旅行(7/29.30)に続いてのご法座ですので、準備や告知が行き届かず、参詣者数が危ぶまれましたが、皆さんのご協力で90人近い参席がありホッといたしました。
お二人の研修生は安芸教区の高都持大道師、北豊教区(北九州)の嶋津教信師、指導の先生が備後教区の小滝信生師。それぞれフレッシュなご法話でした。これからのご活躍を期待いたします。(住職)
○襖絵が完成して初めてのご法座、襖絵を見られて感嘆の声が上がっていました。
○境内の四恩堂納骨所の花立てに大きな「ひまわり」の花が一対お供えされていました。どなたがお供えされたのかは分りませんが、大きな見事な咲きっ振りに圧倒されます。もう真夏なのでしょうか、
拙寺ではこのご縁を門信徒(世話人、総代、仏婦役員を主として)研修会としてもちました。ご本山への念仏奉仕団旅行(7/29.30)に続いてのご法座ですので、準備や告知が行き届かず、参詣者数が危ぶまれましたが、皆さんのご協力で90人近い参席がありホッといたしました。
お二人の研修生は安芸教区の高都持大道師、北豊教区(北九州)の嶋津教信師、指導の先生が備後教区の小滝信生師。それぞれフレッシュなご法話でした。これからのご活躍を期待いたします。(住職)
○襖絵が完成して初めてのご法座、襖絵を見られて感嘆の声が上がっていました。
○境内の四恩堂納骨所の花立てに大きな「ひまわり」の花が一対お供えされていました。どなたがお供えされたのかは分りませんが、大きな見事な咲きっ振りに圧倒されます。もう真夏なのでしょうか、
◆お晨朝(おじんじょう)
奉仕団2日目はまず、晨朝(6:00から)のお勤めからです。本願寺には、2つの御堂があり、右側が阿弥陀堂、左側が御影堂(ごえいどう)と言います。阿弥陀堂の中心には、「阿弥陀如来」さまがおられ、まず阿弥陀堂で「讃仏偈(さんぶつげ)」というお勤めがありました(約15分)。
阿弥陀堂にはいると既に数百人の方が座っておられ、少々ざわついています。
万福寺の門徒さん40名余りは、ちらばって着座。どこにだれがいるか、もう分らなくなりました。
6時ジャストに喚鐘(かんしょう)がなります。
この喚鐘にも作法があります。
「カーンショー」と号令がかかると、喚鐘の係が
「ハーイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー」 カン
と1打目を打ちます。この時、長い廊下を走って、鐘のところまで駆けつけるのですが、
「ハーイーーーー」の声を切らしては駄目なのです。
本願寺はとても大きなお寺なので、この間の息が、とても長くなるのです。
改めて、本山の式務(お勤めの係)はすごいなあと感心します。
さて、喚鐘のなる間に、導師が入堂します。
奉仕団がある朝には、必ずご門主さまが出勤され、導師を勤められます。
「讃仏偈」が終わると、ご門主さまが一旦下がられ、引き続いて出勤の僧侶も下がられます。
このタイミングで、外陣(一般者の座っている畳部分)では、大きな声で
「御影堂にて『正信偈』のお勤めがあります」
と案内があります。
すると、一斉に御影堂に大移動です。本山に参る目的の一つは、御影堂の中心の「親鸞さま」の木造(御真影(ごしんね)さま)にお礼することです。
そこで、このタイミングで如何に早く、御影堂に移動して、前列をキープするかが大切になります。
万福寺の門信徒の中にも、ベテランがいます。過去の苦い経験?から、阿弥陀堂に座る際、なるべく御影堂に近い左側に座って、少しでも早く移れるよう準備されている方が数名いました。
御影堂は修復が終了し、とても美しくなっていました。750畳という広さですが、門信徒の『正信偈』の大合唱。力強さを感じます。
『御文章』につづき、常例布教使さんの法話をいただき、晨朝終了。
◆帰敬式
続いて、帰敬式です。
帰敬式(ききょうしき)とは、おかみそりをいただいて、法名拝受する式です。
帰敬とは「帰依」「敬礼」の略。
仏さまを敬い、お任せするという式です。
法名とは、釋○○という2文字の名前。仏教徒としての名のり、ブッディズム・ネームと言ったところです。
この帰敬式は、ご門主からひとりひとりおかみそりをいただきます。照明は全て消され、薄明るい中での式、緊張感がただよいます。
万福寺の門信徒の越智英子先生が代表で帰敬文を述べられました。
心に残る素晴らしい式でした。
受けられました28名の方々 本当におめでとうございます。
◆御影堂 清掃奉仕
2日目の清掃は御影堂の外陣。
雑巾で畳を乾拭きしました(写真)
みなさま、お疲れ様でした。
清掃終了後、聞法会館へもどり、法話聴聞。
今回は、私(若院)が法話を担当させていただきました。
3年間の本山での業務も今年が最後。その記念の意味も含めて、自らさせていただきました。
あたたかくお聞きいただき、あがとうございました。
奉仕団2日目はまず、晨朝(6:00から)のお勤めからです。本願寺には、2つの御堂があり、右側が阿弥陀堂、左側が御影堂(ごえいどう)と言います。阿弥陀堂の中心には、「阿弥陀如来」さまがおられ、まず阿弥陀堂で「讃仏偈(さんぶつげ)」というお勤めがありました(約15分)。
阿弥陀堂にはいると既に数百人の方が座っておられ、少々ざわついています。
万福寺の門徒さん40名余りは、ちらばって着座。どこにだれがいるか、もう分らなくなりました。
6時ジャストに喚鐘(かんしょう)がなります。
この喚鐘にも作法があります。
「カーンショー」と号令がかかると、喚鐘の係が
「ハーイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー」 カン
と1打目を打ちます。この時、長い廊下を走って、鐘のところまで駆けつけるのですが、
「ハーイーーーー」の声を切らしては駄目なのです。
本願寺はとても大きなお寺なので、この間の息が、とても長くなるのです。
改めて、本山の式務(お勤めの係)はすごいなあと感心します。
さて、喚鐘のなる間に、導師が入堂します。
奉仕団がある朝には、必ずご門主さまが出勤され、導師を勤められます。
「讃仏偈」が終わると、ご門主さまが一旦下がられ、引き続いて出勤の僧侶も下がられます。
このタイミングで、外陣(一般者の座っている畳部分)では、大きな声で
「御影堂にて『正信偈』のお勤めがあります」
と案内があります。
すると、一斉に御影堂に大移動です。本山に参る目的の一つは、御影堂の中心の「親鸞さま」の木造(御真影(ごしんね)さま)にお礼することです。
そこで、このタイミングで如何に早く、御影堂に移動して、前列をキープするかが大切になります。
万福寺の門信徒の中にも、ベテランがいます。過去の苦い経験?から、阿弥陀堂に座る際、なるべく御影堂に近い左側に座って、少しでも早く移れるよう準備されている方が数名いました。
御影堂は修復が終了し、とても美しくなっていました。750畳という広さですが、門信徒の『正信偈』の大合唱。力強さを感じます。
『御文章』につづき、常例布教使さんの法話をいただき、晨朝終了。
◆帰敬式
続いて、帰敬式です。
帰敬式(ききょうしき)とは、おかみそりをいただいて、法名拝受する式です。
帰敬とは「帰依」「敬礼」の略。
仏さまを敬い、お任せするという式です。
法名とは、釋○○という2文字の名前。仏教徒としての名のり、ブッディズム・ネームと言ったところです。
この帰敬式は、ご門主からひとりひとりおかみそりをいただきます。照明は全て消され、薄明るい中での式、緊張感がただよいます。
万福寺の門信徒の越智英子先生が代表で帰敬文を述べられました。
心に残る素晴らしい式でした。
受けられました28名の方々 本当におめでとうございます。
◆御影堂 清掃奉仕
2日目の清掃は御影堂の外陣。
雑巾で畳を乾拭きしました(写真)
みなさま、お疲れ様でした。
清掃終了後、聞法会館へもどり、法話聴聞。
今回は、私(若院)が法話を担当させていただきました。
3年間の本山での業務も今年が最後。その記念の意味も含めて、自らさせていただきました。
あたたかくお聞きいただき、あがとうございました。