チケット窓口で「僕たちのキャッチボール」と言ってしまい、「僕たちのプレイボール」ですねと確認されてしまった。失笑。
野球のリトルリーグを描いた70周年記念作品になっている。そういうリーグがあることを初めて知った。
ラストのクレジットがメイキング映像になっており、役者も随分頑張ったことがよく分かる。が、本編にそれが感じられない。脚本イマイチ、演技イマイチ、でもそれを十分に挽回できるはずの編集がまたイマイチという印象なのだ。
しかし実に素直なつくりで、青春の「あの頃」を誰もが思い返すに違いない。若い選手役の群像をベテランが脇で固めている。
昔、小学校の講堂で時々やった映画鑑賞会の雰囲気が頭に甦った。なるほど文部科学省の選定映画なのだ。