masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

朝日と読売

2010年05月29日 | ニュースから一言二言
朝日新聞には、
「鳩山首相が、日米共同声明の内容や福島瑞穂・消費者担当相を罷免した理由などについて語った」として会見の内容がほぼ1ページを使って掲載してある。

読売は・・・「あれ?載ってないで?」「あ、これかな?」くらいの扱い。 
読売はやっぱり・・・


会見の内容を読めば、鳩山首相がどれだけ真摯にこの問題に取り組んできたのかが分かる。

この結果に至った「経過」を、鳩山首相を批判だけする人たちはどう考えるのか?


今日も、お客さんが挨拶代わりに口にした言葉が「鳩山は嘘つきやなぁ」
それ、テレビで聞いたまんまじゃ?
「嘘つきやないよ。県外って本当にそうしたいと思っていたけど、協力者がおらんかったからやんか」
軽く言い合いになった(^^;


全文打ち込む時間がないので、asahi.comより

■鳩山首相の記者会見のポイント

 ・当初思い描いていた沖縄の負担軽減と比較すれば、小さな一歩にすぎないが、この一歩がなければ前進できない

 ・日米の信頼関係を維持することが最大の抑止力なので、日米合意を優先させた。最も大切な沖縄県民の理解を得られるにはいたっていない

 ・自分の言葉を守れなかった以上に、沖縄を傷つけたことに心からおわびを申し上げる

 ・社民党とは基地問題に対する考え方に根本的な違いがあった。福島氏には理解してもらえなかった。連立は維持したい

 ・1~2年延ばすのは不誠実なので、5月末決着とした。参院選前に決着しないと最大の争点になる可能性があった。ただ、参院選のひとつのテーマになるのは間違いない

鳩山首相の働きは偉大です

2010年05月29日 | 日記
福島党首はじめ他の党首の皆さんのインタビューを見ていると、何だか「選挙向け」のように思えるのは私だけ?

谷垣総裁が、結局は自民党の案と同じで、今までの民主党の数ヶ月は単に無駄な時間だった、みたいに言っていたけど

ぜーんぜん違います!!

鳩山さんは、今の自分の遣り方が批判を受けることも、選挙では不利になることも分かっていると思う。

分かっていても、自分が汚れ役になっても、この問題に光を当てる為の働きをしてこられたんだと思う。

他の人には中々出来ないよ。
誰だって自分がかわいいから、こんな役目を国民の前で演じたくはないから、だからこれまでは密室で行われてきたんでしょう。

確かに、最初の案に戻ったけど、自民党のやり方のままだったら誰も沖縄に目を向けることもなかったでしょう。
沖縄の人たちも、今は失望してそれが怒りになっているけど、自民党のやり方のままだったら自分の心に蓋をして、基地の存在は「仕方がない事」と諦めていたのではないでしょうか?

でも、今回、こうやって「自分達は基地に反対だ!」と思いっきり声を上げることが出来た。
本土の私たちも、沖縄の人たちの声に答えなければ。


これを「鳩山さんが無能だったおかげで」と皮肉的に言う人(マスコミとか評論家)が居るけど、そうじゃないよ。
鳩山さん以外の誰かだったらどうにかなったと言えるんですか?!
「誰某だったら、こう出来た」と答えられますか?


沖縄の基地負担を軽減させる為には、他府県に受け入れをお願いせざるを得ないでしょう?
誰かその為に頭を下げて回った政治家はいますか?
現在、基地が無い都道府県に住んでいる私たちは、沖縄にだけ負担を押し付けていてはイケナイと気付いたのなら、その負担を分け与えてくださいと言えますか?



無能な人が一国の総理大臣にまでなれますか?
もし、鳩山さんが無能だとしたら、そんな無能な人(党)を選んだ私たちが無能だったという事ですよ。

鳩山さんは無能じゃない。
「それでも、頭を下げるしかない」のです。
本当に偉い人だと思います。

あの全国知事会でも、首相が入室してきたとき閣僚は立ち上がって出迎えたけど、知事の殆どは座ったままだった。

私たち国民の首相に対して、きちんと礼を尽くしてください。

請負人 越後屋 №23

2010年05月29日 | 作り話
あれから数週間が経ったころ、「新仕切方式」なるものの原案を持って三沢がやって来た。

原油価格か先物取引か或いは平均か・・・数種類の卸値を用意し、それを特約店(販売店)に選ばせる。
3者店と呼ばれる販売店には選択権は無く、特約店が選んだものを受け入れるしかない。
まるで博打のような方法だ。
契約は半年毎に見直すことができるが、その間は選んだ方の単価が高くて失敗したと思っても変更はできない。

しかし、こんな博打のような方法では、こちらも損をすることもあるのでは無いのか?と訊くと、

「大丈夫よ。そんなものはどうにでも操作出来るし。万が一の時には保険として“下限値”というものを用意しておくから」


「下限値」とは簡単に説明すると、例え市況が下がっても精製コストを下回るような時には、それ以上は下げない、という安全装置だ。
「下限値」を作る以上は反対の「上限値」も作ることになるそうだが、おそらくそれはお飾り的なものになるだろう。


三沢が投げやりに続ける。

「だからぁ、仕切り値の交渉でも何でもそうだけど元売はいちいち販売店なんか相手にしないこと。元売が話を聞いてあげるのは特約店だけでいいのよ。・・・まぁ、特約店にも真剣に対応する必要はないけどね」「だって、もう精製から販売まで自分の所だけで出来ちゃうんだからサ」

「こっちのやり方が嫌なら辞めれば良いのよ。辞めたくなかったら言うこと聞くしかないわよね」

何だか今日の三沢はイライラしている。

「とりあえずグッドアイデアでしょ。具体的な方法を考えたら又来るわね」

そう言って部屋を出て行った。

つづく


※6月2日追記

6月2日 燃料油脂新聞

JXの仕切り体系について、系列3者店が不安を隠しきれない。
「いまだにきちんとした説明がない」というのが理由だ。

元売側は「特約店側の裁量権に委ねている」と、販売店向けには関知しない意向を表明している。




※この物語はmasumiさんの被害妄想に基づくフィクションです(^^;
実在の人物及び団体とは一切関係ございません。

尚、加筆修正及びキャラの変更等もあるやも知れませぬことをお断り申しておきまする(^^;