masumiノート

何を書こうかな?
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ガソリンネタ

2010年05月21日 | ガソリンスタンド
最悪のタイミング 近畿業転が急落

5月21日 「ぜんせき」より

6月から「新・新仕切方式」が始まるのに伴い系列玉は値上がりするのに業転が安くなったら、仕入れ格差が拡大すると警戒感を強めている。

・・・・・

さっき見つけたサイト

http://carmode-news.carmode.net/article/25465683.html

http://tazb235.blog4.fc2.com/?mode=m&no=117


書きかけ


寝不足でござる

2010年05月21日 | 作り話
見切り発車した「請負人 越後屋」ですが、予想に反して長編となっております(汗)

石崎と中藤という男を登場させてから、私の頭の中で次々と登場人物が現れ、彼らが勝手にしゃべり出すのです。

それをPCに打ち込んで行くのですが、私の作業時間は限られており追いつきません。

昨晩も家事を済ませて午後11時から始めたのですが、午前2時まで終わらせてもらえませんでした(涙)

(誰に・・・?)


話の展開に合わせて資料を探すという、順序が逆の執筆(笑)作業です。
けれども「闇カルテル灯油裁判」とか「ライオンズ石油」とか、私の知らなかったことが出てくるから不思議です。

しかし敵は外ではなく内に居た?!

「もういい加減に終わらせたら?・・」という声が聞こえて来るではあ~りませんか。

・・・こうちゃん、ご安心を!

いよいよ物語は終盤に差し掛かって来たようです。

終わりの方では、こうちゃんと私の店も登場します。
そこでの私は、若くてきれいなお姉さんとして登場させます!
(妄想の世界です。好きにやらせて頂きます!がっはっはっ(笑))

ラストはハッピーエンドを予感させるものになる予定ですので、乞うご期待!!



請負人 越後屋 №20

2010年05月21日 | 作り話
その年の終わり(2001年12月) いよいよ石油業法が完全に廃止された。
これで元売自ら、大手を振って小売業に進出出来るわけだ。

京都の橘とはその後3度会い、その都度別の大物代議士への手土産を用意させられた。
4度目は、次期首相と目される大泉代議士に紹介してあげます、「ここまで来たらもうすぐですよ」と言われ、それなりのお土産を用意するように念押しされた。

それらの代議士に会っても、その席上で肝心の話題が出ることはない。
当たり障りのない世間話・・・会社の業績のことなどを一通り話して・・・「それはご苦労なことです」と労いの言葉を掛けられ、「本日はお忙しい中有り難うございました」という礼と共に手土産を渡す、というのが代議士に会うときのパターンだった。

それなりの手土産が効いたのか、その後の展開は早かった。


三沢とも京都以来、度々行動を共にしている。
他元売の首脳陣や、自国党の中にある“燃料を考える会”の議員たちとの懇親会などに同行した。
彼女は私の私設秘書という名刺を持ち、公の場では女性として姿を現すので「美人の秘書を連れている」と羨ましがられたりもした。
彼女の仕事ぶりはクールで物事を淡々と処理していく。
見方によっては冷酷にも感じる。

彼女の提案で私が他元売と共に行った事のひとつに業転玉の放出がある。
系列への卸値はそのままで、業転ルートにはどんどん安く流させるというものだ。

特石法廃止後、一時大手商社に好きなようにやられたが、精製することが出来る我々に利があることを彼らはわかっていなかった。
業転玉の価格を海外のものより下げれば大手商社といえども我々の手中に収めることが出来るのだ。

又、本来なら系列販売店が業転ルートから仕入れをするのは契約違反になるのだが、暫くは目を瞑るようにそれぞれの元売首脳陣に根回ししたのである。
但し、全てにお咎め無しでは不自然なので、パフォーマンス的に一部の販売店にはマーク剥奪をちらつかせるように、とアドバイスはしておいた。

最初、彼女の提案を聞いたとき、「そんな事をしたら益々市況がガタガタになる」と反対したのだが、元売が望む結論に早く到達させねば、淘汰対象の販売店が痛みを感じる期間が長くなるだけだ、これは物事を早く収束させる為の手段なのだと押し切られてしまった。
というより、ハナから私の意見が通る筈もない。

それに、販売店が元売に義理立てせずに業転を取ることによって、少しでも凌いでくれるのなら、という自分の責任から逃れたいような気持ちがあったのかも知れない。

リッター当たりの粗利が10円やそこらの商品で、仕入値が5円、10円違うとなれば殆どの経営者が飛びつく。最初は葛藤があったとしても背に腹は代えられない。
しかも、麻薬と一緒で、例え「今回だけ」「少量だけ」と思っていても、一度手を出してしまえばその旨みから逃れることは困難だ。
気がつけば恒常的に、又、量の割合も増えていくというものだ。

三沢の計画はこうだ。
全ての系列販売店が業転に手を出した時点で、それを理由に契約の解除を敢行する。
もちろん元売のお眼鏡に適う所は例外だ。
或いは、生産調整により業転ルートへの玉を絞ることで、経営が立ち行かないようにする。

どちらにしても業転に手を出した時点で、その販売店に対する殺生権は元売が握ることになるというのだ。

系列販売店にとっては今でも充分に元売に殺生権を握られているようなものだが、契約違反もしていない販売店には元売もあからさまに手を下すことは出来ない。
なので、市況に付いていけないような高値の卸値で事後調整も行わず、真綿で首を絞めるように追い詰めるしかないのだ。



義父からの電話を受けたあと、次の休日に明子と共に出向き、一通り話を聞いた。
明子は最初、思い出の詰まった店が無くなるのは嫌だという感傷的な理由で反対していたが、この業界に明るい未来は望めないという父親の言葉に最後には首を縦に振るしかなかった。

しかし、こうした動きを目の当たりにすると、傷が浅いうちに店を閉鎖することにして正解だったと言えるだろう。

つづく




※この物語はmasumiさんの被害妄想に基づくフィクションです(^^;
実在の人物及び団体とは一切関係ございません。

尚、加筆修正及びキャラの変更等もあるやも知れませぬことをお断り申しておきまする(^^;