masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

請負人 越後屋 №15

2010年05月15日 | 作り話
新幹線の中で石崎は緊張していた。
三沢から呼び出されたのだ。
待ち合わせ場所は京都、祇園の一流料亭だ。

通された部屋には三沢の他に若い女性の姿があった。

石崎が驚いたのは三沢の姿だ。
白いスーツ姿・・・タイトスカートの!
凛とした姿勢で正座している姿は、土肥金ちゃん山で会った時とはまるで別人のようだ。

「お久しぶりです」と礼儀正しく頭を下げる。
思わず(三沢さんですよね?)と尋ねたくなる。

「こちら、沢田静江さんです。 こちらは日の丸ダイヤ石油の石崎専務さんでいらっしゃいます」

交換した名刺には「クラブ マイ・湖畔」とあった。

「静江さんはそこのナンバーワンホステスなんです。本当は働かなくてもいいご身分なんだけど暇つぶしでね」
「そして例の館のS嬢さん」
この時のウィンクは確かに三沢で、石崎は微かに苦笑した。

「確か本日お会いするのは、橘慶吾さんという男性の方だとお聞きしていたのですが?」

「ごめんなさい。橘さんは食事が済んだ頃に来られる筈です」と、にこやかに沢田静江が答える。

三沢がその後を継いで説明する。
「これから橘さんとこの静江ちゃんは同伴出勤なんだけど、彼はお子様料理しか食べられないの。だからいつも静江ちゃんの同伴前の食事には私が付き合っているんだけど、今日は石崎さんもご一緒にと思って」

何でも、これから会う予定の橘という人物は祇園では有名人らしく、料亭やクラブ数件のパトロン的存在なのだという。
しかし橘本人は酒を飲まないので、自分の代わりに飲み食いする者を数人連れて歩くのだそうだ。


しかし、やはり今日の三沢は前回とは別人のようだ。
見た目も女性の洋装で、化粧を施した顔は美人の部類に入るだろう。
しかし、それだけでは無い。
静江と話している時の彼女は穏やかで、刺々しさが全く無いのだ。

静江の方が遥かに三沢より若いのだが、三沢の方がこの静江という女性に甘えているようにみえる。
それに、この静江という女性はよく気が利くようだ。
例えば、醤油に手を伸ばそうとした瞬間にはもう目の前に置いてある、といった具合だ。
・・・そう、まるで幼い子に母親がそうするような感じなのだ。

彼女と居ると何故か落ち浮くような、不思議な安心感があった。


高級な京料理も石崎にとっては、ちまちまとしたイメージしかなく薄味も好みでは無かったが、流石に漬物は美味しかった。特に千枚漬は格別で明子へのお土産に買って帰ろうなどと考えていた。


「やぁ~今晩は。満足しはりましたか?」
食事も終盤に差し掛かった頃、橘氏が現れた。


つづく




※この物語はmasumiさんの被害妄想に基づくフィクションです(^^;
実在の人物及び団体とは一切関係ございません。

尚、加筆修正及びキャラの変更等もあるやも知れませぬことをお断り申しておきまする(^^;



嬉しい言葉

2010年05月15日 | ガソリンスタンドでの出来事
さっき、昨日も来てくれたお客さん(中近東辺り?の外人さん)が又給油に来てくれて
(昨日は10リッターで、今日は2千円分)

昨日のことを謝ったら

「全然、全然。忙しくて良かったね。(ぼくも?)嬉しかったよ(笑)」

マジ、最高でしょ!
うちのお客さま(*^v^*)

過酷な一日

2010年05月15日 | ガソリンスタンドでの出来事

写真は午後4時31分から5時47分までの給油履歴


昨日は午前10時35分から始まった。
午前中のこうちゃんはタイヤとオイルと洗車と中古車の商談で大わらわ。
給油の方はほぼ一日中写真の給油履歴のようにフィールド上には常に3台以上の車が在る状態。

はい、盆と正月が一度に来ました。

夕方、某役員会に出席するためこうちゃんは3時半に店を出た。

(こんなに忙しいのに、私を置いて行くのかい?!)という言葉をグッと飲み込むmasumiちゃん(涙)

午後6時前にこうちゃんが帰ってきたときの私の第一声

「もう今日は店、CLOSEしよう!!」


はぁ~疲れた。

お待たせした上に、窓拭きも無く・・・本当に

ありがとうございますm(_ _)m

うちのお客さんは最高です!!


・・・・

はい、今日はゆっくりさせてもらってます(笑)

↑ ヒマってことね(^^;