今日は、母校の東北大学でマイクを握りました。お昼休みですが、久しぶりの母校です。新緑の川内キャンパスは、すがすがしい気分です。新しい建物もできて、キャンパスはかなり様相が変わりました。演説の後、経済学部の同窓会の事務局の方から、事務所に電話をいただきました。後日、大学の方には、ご挨拶に伺いたいと思います。
夕方、県庁で、共産党の地方議員団として、「激甚災害制度」の運用・改善をもとめる緊急要請を行ないました。宮城県側からは、伊藤副知事に応対していただきました。
2月28日のチリ地震津波に対する「激甚災害指定」が4月20日の閣議で決定され、23日に施行されました。これは、被害を受けた養殖漁業者、漁協、県・市・町の行政等々、関係者の真剣な運動がもたらした大きな成果・結果です。
しかし、現在伝えられている状況によれば、部分的な「改善」はあるものの、実際に「救済」される被災者は2~3割に過ぎないのではないかとさえ、言われています。それだけに、宮城県の基幹産業である水産業の中核をなす沿岸養殖産業を何としても持続させる、再生させるために、養殖現場の実情をしっかりと踏まえた復旧対策をもとめました。