日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2013 世界フィギュア ペア フリー (J-Sports)

2013-03-25 15:54:01 | フィギュアスケート
引き続きワールドのペアのフリーです。
実況は藤吉次郎アナ。
解説は岡部由起子さん。

藤吉アナはベテランで大御所で年長のアナですが、話に奥行きがなくて個人的には残念。(すみません)
よく全米の実況をされている時も選手の名前の連呼ばかりで・・・。
今回もペアSPの赤平アナと比べて、最後まで物足りなさが残りました。
別に実況アナにオタク度を求めている訳ではないのですが。
スロウジャンプを見て「ジャンプが高いとランディングが難しくなるんですか?」と質問していたけど
当たり前だろうに・・・
せっかく岡部さんが解説するんだから、もっと引き出して欲しかった。
そして優勝したペアの滑りで実況、解説コンビで声を詰まらせて欲しかった。
・・・と言う事で私はJスポさんにそこまで求めてしまうのでした。



それではいつものように好きなペアや好きな演技など。
   

   

   
お母さんが日本人といつも紹介されるマリさん、いつか満足のいく素敵な笑顔が見たいです。
ペア9年目となるイギリスのケンプ/キング組、いつも成績が低迷・・・
岡部さんはいつになっても二人のユニゾンが見えてこない!とバッサリ批評。
こうなると練習環境とかコーチの問題の方が大きい気がしますけど。


さて、さっそくお気に入りのペア登場。
SPは9位と出遅れたイタリアのベルトン/ホタレクです。
フリーの「Poeta」は大好き。

    

   

   

   

   

   

   

   
ベルトン、笑顔で終えて良かったですね~
その指の開き方は何のサイン?

最初の3T‐2T‐2Tは二人の息がぴったり。
次は女性だけダブルのサルコウになっちゃった。
ツイストはいつも高くないし、上げられたベルトンの足がきれいにそろえばもっと良いのに、と思います。
でもその後のリフトやデススパイラル、ペアコンビネーションスピンはとても良かった。(レベル4)

曲調が変わって、スロウジャンプ二つ、何とか持ちこたえました。
女性が身体を絞ったので動きに重さを感じません。

このプログラム本当に良いな~
見納めだと思うと残念です。
会場の空気も変わり、これぞペア!という表現力を見せてくれました。
今シーズンはアメリカでも練習をしているとか。
ダンジェンコーチの元でもやっているのね。
「強いペアになるためには何でもします。」と言っていたベルトン。
ユーロ3位の自信を元に頑張ってください。

フリーは112.70点、トータルで171.77点、最終順位は10位でした。
国別にイタリアは来ないからさみしいな~ 


続いてはスイ/ハン組。
フリーは「Chicago」です。
   

   

3T‐2Tで女性が転倒。
2Aでも同じく転倒・・・
岡部さんが「男性の癖なんですが、スロウジャンプで女性をもっと優しく投げた方が良い・・・」とのこと。
確かにぶん投げるような投げ方ですね。
特にこの日はスロウトリプルフリップの直後に女性が足を痛めたような感じ。
まだまだ女性の体調が万全ではない気がします。
それから、女性がもっと成長しちゃったら男性はスロウジャンプやリフトで苦労しそう?

フリーは108.24点、トータルでは165.89点、12位でした。


続いても中国のペア。
チェン・ペン/ハオ・ジャン組です。
ハオ・ジャンの後髪はらーめんマンのような細いみつ編みがある?
こちらも「Poeta」です。

   

   

   

   
すごいよ~
最初が4回転ツイストでしたよ~
彼の技術で高く軽く上げられますね。 これだけで9.03点。

まだ女性が開発中だから(?)3Tは転倒。
決まったと思ったスロウトリプルループも転倒。
アクセルがシングルになるミス・・・
でもリフトや女性をホールドするのは安定感抜群の男性です。

岡部さんのコメントとして・・・
「シーズン初めから観ていますが女性が一つ一つ丁寧になってきています。」
「ユニゾンも良くなってきている。」
「ジャンプのミスは練習すれば良いのでペアの一番大事なユニゾンを強化してほしい。」
「来年、再来年がすごく楽しみです。」などなど。

いつか女性がペアの選手として大成し、別の男性と組むのも考えられますね。
そして隣で寄り添うのがコーチとしてのハオ・ジャン!なんて、ね。
でもまだまだこの二人に楽しませてもらいたいです。

フリーは108.66点、トータルで167.18点、11位でした。
あっ、「Poeta」はホタレク組の勝ちかな。



続いてムーア=タワーズ/モスコヴィッチ組。
「クイーンメドレー」です。
   

   

   
今季力をつけたペアですね。
最初の3T‐3T SEQはぴったりでした。
「一つ一つの動きがクリアで良かった。」と岡部さん。
もちろん会場は大歓声。

フリーは130.25点、トータルで199.50点、4位とは素晴らしい。
どちらかと言えばSPのプロの方が好きかな。


次はロシアのバザロワ/ラリオノフ組。
男性の鎧のような衣装は「スパルタカス」!

   

   

   

   

最初の3Tはまずまず。
次は2A‐1AのSEQ・・・ミスはこれくらいでした。
岡部さんが「ペアのジャンプは男性と女性で身体の大きさが違うので合わせるのが難しい。」と。
特に女性のバザロワはジャンプが小さいのでそこが課題だそうです。

その他の動きは本当にポジションが美しいと定評があり、観ていても引き込まれます。
最後までスピードもあったし、良い滑りでした。
あとはソロジャンプだな。

フリーは122.81点、トータルで184.72点、7位でした。

続いては中国のパン/トン組。
男性の膝が持ちこたえるか。
   

   

   
最初は1A‐2A SEQになりました。
スロウトリプルサルコウはステッピングアウト。

このお二人は繋ぎの動きがすごくエレガンスで素敵だな~
大人のペアの魅力がいっぱいです。

「流れがあって素敵でした。 今日の出来は良かったと思います。」と岡部さん。
「後半に難しい要素を入れているので、後半の繋ぎは今ひとつ・・・」と厳しい意見も。
フリーは130.69点、トータルでは194.64点、5位でした。
インタビューでも男性の膝がかなり悪そう・・・
でもソチでも頑張って、その後素敵な結婚生活が送れますように。


最終グループに入ります。
6分間練習で岡部さんがトランコフ組についてコメント。
「トランコフ組を2010年のワールドで初めて見た時に、『パートナーが違うだけでなんてこんなに
素晴らしくなるんだろう』と驚きました。とにかく相性が良い。」とのこと。
私も3年前からすっかりとりこになっています。


まずはデュアメル/ラドフォード組。
ルッツペアですよ。
   

   

ソロジャンプの3Lzは成功、ぴったりでした。
ジャッジはGOEに+2点が多い中、-をつけるジャッジも・・・
3‐2‐2は男性が乱れ減点、ミスはこれくらいかな。
このお二人、男っぽい強気の女性と気の優しい男性というのが滑りにも表れています。
私にはいつもそう感じられます。
フリーは130.95点、トータルで204.56点、見事な3位、銅メダルでした。

後のインタビューでもデュアメルはガムを噛みながら受け答え。
ドリンクのキャップも歯で開ける男らしさ! 女性だけど・・・
ちょっとがさつに見えちゃうかも。
好みの違いでしょうが、ペアにも女性の美しさを重視したい私にはちょっと残念感が・・・
やっぱり北米のペアよりも欧州や中国のペアの演技の方が好きです。
あとは成美ちゃん達に期待だな~


続いては昨年のワールドチャンピオン、サフチェンコ/ゾルコビー組。
衣装が面白い色使い。
フリーは「フラメンコ・ボレロ」です。
   

   

   

   
最後に持ってきたスロウトリプルアクセルが凄い!
着氷をこらえて7.39点。

今季は女性が体調不良でなかなか元気がなかったけど、この大技には意地を感じました。
その他ではミスもありフリーの得点は132.09点。
トータルで205.56点で2位でした。
「このペアは毎年何かに挑戦しているのが素晴らしい。」と岡部さん。


そして川口/スミルノフ組ですよ。
SPが良かったからフリーにも期待します。
悠子さんお気に入りの「フェブラリー」♪
   

   

   

   

   

   
最近は大きなミスがあっても笑顔を見せられる大人の悠子さん。

とにかく最初から凄く素敵な滑りで魅了されていました。
3T‐2T SEQはちょっとミスしたけど、スピンコンビネーションの息の合った美しさ。
バックワードのラッソーリフトもきれいだし、スロウジャンプは2本とも決めました。
と思ったら・・・
アクセルラッソーリフトで女性を上げられずノーバリュー・・・0.00点・・・
後で見たらスミルノフの足がフェンスにぶつかっていました。
だから小さいリンクは怖いです。

去年のワールドの時を一瞬思い出します。
このペアはヒヤッとする場面があるから・・・(特に男性)
岡部さんは「とにかくケガがなくて良かった。」と何度も言っていました。
とっても良かった滑りなので、アクシデントは残念でした。

フリーは121.61点、トータルでは191.59点、6位になりました。


まだドキドキしている中、最終滑走のボロソジャル/トランコフ組です。
フリーの「ヴァイオリン・ミューズ」も素敵なプロです。
   

   

   

   

   

   

   
今シーズン何度も観ているこのプログラムですが、本当に素晴らしかったです。
スロウトリプルサルコウの直後にトランコフが転倒したけど、それさえ気にならないくらいに良かった~
もちろん、転んだ彼は自分自身に怒っているような表情でしたが、それを包み込むような女性も良い。

最初のツイストもすごく高くて別次元のよう。
ソロジャンプの3Sも今日はぴったり。
スロウジャンプもしっかり女性がランディングしたし、流れがあって良かった。
トランコフが転倒してもすぐに立ちあがって追いつきラッソーリフト!
本当に良いものを見させてもらいました。

岡部さんは言葉にならず・・・
「感動しています、私。」とウルウル感いっぱい。
「4分半が何と短かったことでしょう。 素晴らしかったです。」と感嘆。
「あの転倒がパフォーマンスに組み込まれていたかのよう。」とも。

フリーは149.87点! 凄い!
トータルで225.71点。
2位とは20点以上も差をつけての完全優勝でした。

ボロソジャルの元パートナー、モロゾフコーチも喜びを噛みしめている。

最終順位はこちら。




   

バトルがインタビューワーでした。
話を聞くのが巧いのでびっくり。
優勝ペアを称える素敵なインタビューでした。

その他のインタビューもたくさん。
   

   

   

   

   


表彰式の様子など。
   

   

   

ロシア国歌を嬉しそうに口ずさむトランコフ。
念願の金メダル、おめでとう!!

   

   
真剣に今後を見据えた気持ちを話すトランコフ。
来シーズンのプログラムもすごく楽しみ。
彼らの存在があるから一層ペアが好きになりました。














    
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