日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「ブルーバレンタイン」

2012-03-19 15:51:02 | 映画・DVD・音楽・TV・本など




ちょっと前に観た「ブルーバレンタイン」の感想です。

今とてもノッている女優ミシェル・ウィリアムズとライアン・ゴスリングの共演作。
2010年製作、監督はデレク・シアンフランス。 もしかしてデビュー作品かな・・・
あるカップルの出会いから結婚、そして破局までをリアルに描ききり、多くの高い評価を得た作品だとか。

おもな内容は・・・

結婚7年目を迎え、娘と共に3人で暮らすディーン(ライアン・ゴズリング)とシンディ(ミシェル・ウィリアムズ)夫妻。
努力の末に資格を取って忙しく働く妻シンディに対し、夫ディーンの仕事は順調ではない。
お互い相手に不満を募らせながらも平穏な家庭生活を何とか守ろうとする二人。
かつては夢中で愛し合った時期があったが・・・

                    (シネマ・トゥデイより抜粋)

ミシェル・ウィリアムズはとても精力的に映画に出ていますね。
割と好きな女優さんだけど、ユアン・マクレガーと共演した「ブローン・アパート」などはイタイ作品だったな~
不幸が似合う儚い表情が多いですが、最新の「マリリン 7日間の恋」はどうなんだろう?

さて、この作品でのミシェルの演じるシンディー。
結構男性関係が軽くて、初体験は13歳、関係を持った人数は20人以上?だったかな。
この時点で「医学の道を目指す優等生」という設定にはとても思えなかった私・・・
案の定、レスリング部の男子と関係を持ち身ごもるシンディ。

そんなシンディを丸ごと受け止めて幸せにしようと頑張るディーンがライアン・ゴスリング。
彼にはそんな役が似合いますね~
自分の子どもではないけれど、実子のように愛情をそそぎ、家族のために働くディーン。
引っ越し業や塗装業・・・決して働く環境には恵まれてはいないけど彼なりに頑張っていると思いました。

結局、男と女。
出会って恋に落ちるのは簡単だけど・・・(まぁ、シンディは身ごもっていたから普通の状態じゃないけど)
愛し合って結婚して生きて行くのはこんなに大変な事なのか・・・

娘ともうまくやっていたディーンだが妻との間に溝が生まれるとお互いにぶつかり合うだけになってしまうのです。
看護師のシンディーが夫を見下すようになったのか・・・
それとも太って髪の薄くなった夫をただ嫌いになったのか・・・
同じ女性として考えてもシンディーの身勝手に思えてあまり共感できませんでした。

家庭内で遊び心がなくなったらギスギスするだけ。
ディーンは娘との関係がとても良いのに、シンディーもシンディーの父親もディーンの存在を見下している。
確かに育児に家事に仕事に余裕がないのもわかるけど、だったらシンディーは一人で育てるしかない。
何だか今回は女性側に厳しい意見になってしまった。

結婚していつかは愛は冷めるものかもしれない。
でも、結婚したのは二人の決断、その責任はフィフティ・フィフティだと思うんだけどな~

そんな訳で最近のミシェル・ウィリアムズの演じる役には共感できない作品が続きました・・・
全体的には出会った過去と危機にある現在を交互に描いているので、痛々しさも伝わる作り方だったと思いますが・・・
それにしてもリアルです。


今回の評価は・・・    星2つ半   ☆☆★



   

   

   

         
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