日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「石田さん一家」を観て思うこと   2016年 5月

2016-05-14 16:39:42 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
5月9日放送の石田さん一家の番組を観ました。
今までもこのブログで何度も感想を書いているけれど・・・今回は泣けた

前回放送の常総市の水害にあってしまった時もいろいろ考えることがありました。
やっと仕事を勤め上げたと思ったらまさかの水害で家に住めず。
智広君のアパートやおばあちゃんの家に避難する一家。
日常が大きく揺らぐ出来事でした。
お父ちゃんの「別れようか」の言葉にお母ちゃんは何とも言えない表情で無言でいるシーンが印象に残っています。

そして今回、家のリフォームもきっと済んだのかな~と思っていたらまさかのお父さんの緊急入院!
本当に次から次へと試練が訪れますね。
脳梗塞の症状はともかく、糖尿病のこれからは本当に大変だと思います。
でもとにかく最悪なことにならなくて良かった。

さて、最近のお父ちゃんとお母ちゃんの関係は歳をとったことによる疲れが原因だと思っていました。
昔のように「ああ言えばこう言う」元気はもはやない。
身体だって昔のようには動かない。
そんな事がとてもよくわかる気がします。
だから前回の「別れようか」発言は水害もありいろいろ気持ちが切れちゃってつい出た言葉だと思っていました。
でも、いろんな意味で根が深い・・・。

今回、ますますお二人の間の空気が良くなかったですね。
病院のベッドで「だから言ったでしょうに!」と言うお母ちゃんの言葉には今は何も言うな・・・と思っちゃった。
お父ちゃんもお母ちゃんも話し合えば言い合いになってしまう現実。
そしてそれぞれ子ども達に愚痴を言ってしまう。
まぁ。愚痴も弱音も出てしまうお歳になったということか。
その分、子ども達がしっかり成長しているのでしょう。

長男の孝之君と智広君の居酒屋トークでのこと。
長男の言葉が深かった!

智広君が・・・
「子どもの時はおかんが正しいと思っていた。」
「大人になるとおかんの言動にほころびや矛盾が出てくる。」と言うと・・・

孝之君は・・・
「おかんの言うことも理解してあげないとかわいそう。」
「おかんの人生、子育てになっちゃう。」
「社会に出ると、おやじの方がまともな事を言ってると思うよ。」
「おかんはずっと子育てしてきたから世の中の常識から逸脱したところで生きてきた。」
その上で、おかんの人生を理解してあげなければ! と語る長男でした。

長男は立派な大人の考え方ができてジーンとしました。
大人数を育て上げたのは確かにお母ちゃん。
(そしてもちろんお父ちゃんの大きな経済力!)
今、子育てが終わりそうな時に何も残っていないように感じてしまうのも現実なんでしょうね。

子ども達は社会に出て、お父ちゃんの稼いできた苦労を本当の意味で知り尊敬します。
そしてお母ちゃんの人生にはある意味一歩ひいて判断しているところもあるのかも。

本当なら第二の人生を仲良く夫婦で過ごしてほしいけれど、今の石田家にはちょっと難しいのかな。
おばあちゃんの介護の問題もあり「円満別居」とは言うけれど、その辺がどこかさみしく感じてしまった。

子どもをたくさん欲しがったお父ちゃん。
きれい好きで家族のために頑張ったお父ちゃん。
言葉使いは乱暴だったけど、父親として果たした任務は大きく評価できます。

一方、お母ちゃんの子育てもすごく大変だったと思う。
七男の隼司くんの壮絶な反抗期、あきらめずに毎日高校まで送り届けて卒業させたのも立派。
隼司くんの小さな時からの反抗期に対応する母親の姿、映像の数々に本当に泣けてきました。
本当に親はあきらめてはいけないんだな。
隼司くんの今の成長をみてつくづく思いました。

いつもいろいろ考えさせてくれる石田さん一家。
どうかお元気で過ごしてほしいです。

石田さん一家のワンちゃん、アリーも元気で!
猫ちゃんも可愛かったです。

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