日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

ネットカフェ難民・・・その2

2007-03-08 14:24:31 | 日々のこと
先日もテーマにした「ネットカフェ難民」の話です。

昨夜も日テレの「ZERO」という番組で特集していました。
でも、特集!と言ってもまたいつもの映像を流すだけでした。
日テレだからもしかして・・・と思ってはいましたが、残念。

仮名で「シュウジさん」と「ヒトミさん」が出ていて
映像もナレーションも以前、日テレで見たまま同じ放送です。
これはこれで何度も放送することで、今の若者の実態の一部として放送する意味があるかもしれない。
でも、もっと掘り下げて欲しいです。

日テレの水島解説委員がボードを使って説明するところもいつも同じ。
ここの所、ネットカフェ難民の特集をいくつかの番組でやっていても、同じシーンではなく、その後の経過も取材して欲しかったです。

「ZERO」と言う番組は初めて見ましたが、水曜のゲストとして長島一茂氏が出ていました。
家がなく、少ないお金でその日の寝床をネットカフェに求める様子を見て、彼が言った言葉は、
「家に帰れば良いのに・・・」でした。
何だか、世の中の事を理解していない感じがして、びっくり。

私は長島一茂氏を好きでも嫌いでもありませんが、役者として結構良いのではなんて思った事もありました。
でも昨夜のこの発言・・・それもつい思ったことをつぶやくように
「家に帰れば良いのに・・・。」とは・・・。
何だか、ヤクルトの三塁手の時に平凡なサードフライを捕れず、言い訳したいように自分のグラブを疑うように見ていた時代を思い出しました。
彼の育った環境では考えられないかもしれないけど、世の中はみんなが裕福ではないんですよ。


さて、内容に戻りますが、最近はネットカフェで過ごすお金も厳しい若者が多くなっている事も別の報道で知りました。
ある男性は、ネットカフェで寝ている時に、なけなしのお金を取られてしまい、それからは24時間営業のファストフードで100円のドリンクを買って一夜を過ごすとか。
お金を取られたショックはかなり大きかったことと思います。

まじめに一生懸命、その日の仕事をさがすためには携帯電話だけが頼りで、安い賃金で働く若者。
そんな若者を救う社会でないといけないのに、企業は安い労働力というまるで機械を雇うようにその日限りの採用を繰り返すだけ。
今の日本は子どもも育てにくいし、企業では社員を一人前に育てる事もしない・・・そんな社会になったのですね。

アジアの子ども達にとったアンケートの結果は、日本は将来に夢を持てない国と感じても仕方ないですね。
そんな世の中でどう生きていけば良いのでしょう?
生活環境も生活レベルもどんどん格差が広がっていくこの国の行き着くところは何なのでしょうか?


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