日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「遠い空の向こうに」・・・秀作です

2008-07-08 14:57:13 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
最近、ジェイク・ギレンホールが気になっています。
彼の作品では「ブロークバック・マウンテン」で衝撃を受けるほど感動したのですが、その後も「ゾディアック」などを観ていました。


さて、この「遠い空の向こうに」は原題は「October Sky」で1999年の作品です。

1957年のソ連の人工衛星の初飛行を遠いアメリカで知った高校生のホーマー(ジェイクの役)が仲間と共に何度も何度もロケットの研究をして、たくさんの困難を乗り越えて、のちにNASAのエンジニアになったと言う実話です。


コールウッドという炭鉱の町で育つホーマーは勉強もスポーツも特に優れているわけではなく、ただロケットに惹かれ仲間とロケットボーイズを結成。
数々の失敗をしながらも、だんだん周りの協力や温かく見守ってもらいながら夢をかなえようとします。

でも、その中でも厳しい父親(クリス・クーパー)の無理解、そして一時はロケットをあきらめて学校も辞めて炭鉱に生きる決心をします。
父との確執や、夢をあきらめようとするシーンは本当に気持ちがぐっとこみ上げるようなところばかり。
炭鉱の責任者として父親はホーマーに立派な炭鉱夫になってほしい気持ちがあるのはわかります。
その時代、厳しい炭鉱の背景などが重くのしかかる現実。

そんな父と息子を見守りながら、母親の強さや大きさを感じました。

そして教師(ローラ・ダーン)の静かな励ましや「自分の気持ちに従うように」というアドバイスで彼は父に反発してロケット開発の夢を追いかける事に。


ギレンホールの真面目な素直な、そしてちょっと頼りない表情。
家庭環境を考えてのロケットの夢をあきらめる表情。
コンクールで優勝をして喜ぶ表情。
何をとっても彼の素晴らしい演技が光る作品でした。


父親役も良かったし、その他共演の人たちの存在が素晴らしかった。

何だか、こんな良い映画を観ちゃって良いのか!なんて思いました。
特に私の興味のある分野ではないのに、すっかり心を奪われた秀作でした。


もちろん星5つ    ☆☆☆☆☆




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