日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2012 世界選手権 ペア SP (J-Sports)

2012-04-28 15:17:58 | フィギュアスケート
世の中はゴールデンウィークだそうで・・・
私はまったく関係ないな・・・

さて世界選手権のペアの感想を書いておきたいです。
そう言えば試合からはもうひと月も過ぎていますね~
国別も少し観たけど、私にとってはこの世界選手権が今季の一番最後の闘いとして
心に残しておきたいです。

J-Sportsの実況は藤吉次郎氏、解説は杉田秀男氏。
藤吉アナは選手の名前の連呼が多い。
そして選手の年齢と身長と過去の試合成績の話題が多い・・・むしろこれだけかも。
そうなると小林千鶴さんのようなレアな話やミニ情報などは聞けない。
解説の杉田氏は昔話が多いんだよな~
と言う訳で、ペアSPは奥行きのない実況でお送りしていました・・・(辛口失礼)


   

   

   

  

   

フランスのバネッサ・ジェームズ/モルガン・シプレ組を応援するのはチーム・フランス!
すごい顔ぶれでしたね~
おっ、ジュベールとルシーヌの顔を見比べられる。

イスラエルのダニエレ・モンタルバノ/エフゲニー・クラスノポルスキ組はコーチが伊奈恭子さんなのね。
残念ながらフリーには進めず・・・


さてここからは何と言っても高橋/トラン組。
あの素晴らしい結果は知っていても、試合を最初から全て観ての感想はまた一味違う喜びになりました。
   

   

   

   

   
ジワっと湧き上がるような、そして力強いガッツポーズ。
リンクサイドで待ち受けるコーチ陣の嬉しそうなお顔。
まだまだ滑走する選手はたくさん残っているのにそんな事は関係ないですね。

心配だった冒頭のソロジャンプ、3Sが見事に決まったのが良かったです。
スロウトリプルサルコウだけはタッチしてしまったけど、ステップもスピンもリフトもデススパイラルもレベル4を揃え、ほぼミスのない素晴らしい演技でした。
杉田氏は「ポジションチェンジがスピーディで音楽表現も良い。とても素晴らしい。」と絶賛。
SPは65.37点と大きく自己ベスト更新です。
デススパイラルのあたりでは会場から大きな歓声が湧き上がっていましたね~
得点が出る前でも観ている人々には素晴らしさが伝わっているようでした。


成美ちゃん達はまだ第3グループでした。
いよいよ第4グループ・・・そしてここから「ロシアの悲劇」が・・・

まずは川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ組。
悠子さん、とっても可愛らしい淡い色のコスチュームが似合います。
スミルノフは見る度に濃くなっていく(?)風貌。

   

  

   

   

   

   

リフトからまさかの転倒・・・
杉田氏が「放り出さなくて良かった・・・」と言っていましたが本当にケガがなくて良かったです。
スミルノフの大きな身体で受け止めたので最小限の痛みで済んだでしょうか・・・
それにしてもペアの大きな動きやリスクの高いリフトの怖さを感じました。

SPの「All Alone」はとても素敵な曲で、ロシアっぽくないので好きです。
演技も途中までとっても良かったから転倒は本当に残念でした。
スロウトリプルループの着氷から流れるような動きがとてもきれいな悠子さん。
以前よりも笑顔がいっぱいで素敵だったのに。
二人で転倒なので「-2」になり59.59点でした。


続いてロシアチャンピオンとして登場のヴェラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ組です。
      

   

   

   

   

何と男性が滑って転倒・・・
最後の決めポーズでラリオノフが尻もちをついてしまいました。
要素は終わっていたので減点にはならなかったけど残念そうなヴェラ・・・ちょっと怒っていたかも。

この「トスカ」は何度も観ていますが、いつも女性のポジションの美しさに見とれます。
杉田氏は「正統派のプログラム」と言っていましたが、滑りも正統派。
最初の3Tだけ男性がステッピングアウトになったので減点でしたが65.02点でSP4位でした。


次もお気に入りのペア、イタリアのステファニア・ベルトン/オンドレイ・ホタレク組です。
いつものように見つめ合って登場。
そう言えばホタレクはいつもSPの試合に合わせて髭をはやしている?
フリーはまだ見ていないけど、さっぱり剃っているはず。

   

   

   

   

   

   

   

SPの「ハーレム・ノクターン」は癖になるプログラムです。
ホタレクが初めにクネクネとした動きでベルトンに近づく動きがまた良い!
スロウトリプルループは何とか着氷。
スロウトリプルツイストのキャッチはきれいじゃなかったけどその他の動きは頑張りました。
特に途中でアイスダンスのようなステップを踏むところが一番好きだな~
女性が以前アイスダンスもやっていたのでいろんなところで対応できてるのでしょう。
だからペアを観ているのに「今、アイスダンス?」と思っちゃうのです。
杉田氏も「レベルが上がってきている。イタリアのペアとして頑張ってほしい。」とコメント。
SPは60.39点で自己ベスト更新です。
(「国別」の時の二人の弾けっぷりは面白かった~)


そして優勝候補でもあるロシアのタチアナ・ボロソジャル/マキシム・トランコフ組。
何とまたしてもロシアには氷の呪いが・・・
   

   

   

   

   

   
トランコフ、顔を上げて。

もう氷の呪いなのか、実力派のこの組もまさかの転倒。
そう言えばアイスダンスのエカテリーナ・ボブロワも転倒した時に「ロシアチームに何が起こったのか」と言われていたそうですね。

全体的にも今日の演技は小さなミスがありました。
着氷が完全に両足だったり、いつもの彼らではないような。
特にデス・スパイラルでエッジが氷から外れての転倒でレベル1になり大きく出遅れました。
トランコフの言う「信じられない得点・・・」は60.48点。
杉田氏も「力のあるメダル候補がまさかのミス」と言っていました。
それもすべてロシアの選手だなんて・・・


その他、前回チャンピオンのドイツ組や久しぶりの中国組など。

   

   

ケガでなかなか観られなかったパン・トン組の復帰は嬉しかったです。
ソロジャンプは回転不足とステッピングアウト。
でも「ノクターン」はきれいな曲調のプログラムで表現は素敵ですね~
5コンポーネンツはとても高く、SPは67.10点で2位につけました。
「帰ってきたパン&トン」ですね。


SPを終えての結果はこの通り。
とにかく高橋・トラン組が凄いです。


   

インタビューの数々。

   

   

   

   

   

   

スミルノフ君、インタビューはいませんでしたね。
悠子さんが大人の対応をしっかりして笑顔で答えていたのが救いでした。
今までは演技やキス・クラで表情がかたい事が多かった印象でしたが
いろんな経験でここまで素敵な女性になったように感じます。 

トランコフも元気を出してほしい。
聞くところによるとフリーは素晴らしかったとか。
楽しみに録画を観たいです。


最後にスモールメダルをもらった成美ちゃん達。



おめでとう~!!
SPのメダルだけで満足!なんて言っていましたが、まだまだ大躍進は続きがあるんですよね。

フリーの感想はまた続きます。
     

     

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