週末はバタバタ忙しく、その上クラシコでバルサが負けてしまったショックも・・・
気を取り直してアイスダンスのフリーダンスをしっかり観ました。
全てのカップルを観たくて、それも適当にサラッと観るのではなく
かなり真剣に素晴らしいプログラムを楽しみました。
やっぱりアイスダンスが一番好きかもしれない、と実感したワールドでした。
たくさんの画像と私の好みに偏った感想になるかも。
3月29日に行われたフリーダンス。
勝ち進んだのは20組です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/92/80e3fb8bf38ba277bef9a55485697a88.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/47/87e7346dd3110245c0c463e6d984d04b.jpg)
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下位のカップルでもハッとする素敵な演技がありました。
アゼルバイジャンのカップル、ズロビナ/ストニコフ組やカナダのカップル、ラルフ/ヒル組など。
特にカナダのカップルのタンゴはとても素敵なのに会場は得点の低さにブーイングが。
フランスのアイスダンス人気は高いのでこの会場の反応は確かなものでしょう。
藤森さんは「9人のジャッジより一万人の観客の目の方が正しい。」と書いた事がある仏誌「レキップ」のエピソードを話していました。
おぉ、まさに名言ではないか。
さて、ちょっとお気に入りのドイツのカップル、ネッリ・ジガンシナ/アンドリュー・ガージ組です。
女性はロシア出身、そして弟がロシアのアイスダンスのジュニアチャンピオンになりましたね~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/00/89a9884a9d4522a7bffc8568feb380e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f5/2c702ebadc5c2e527b32dea21ad7a73d.jpg)
ユーロでは男性が転倒する大きなミスがありました。
ワールドでは大きなミスもなく「ロミオとジュリエット」を滑りきりました。
千鶴さんは「この曲を聞くと羽生選手を思い出します。」なんてコメント。
私は女性の雰囲気が好きで円熟味のある素敵な滑りを楽しみました。
そして素敵なプログラムと言ったらまずはイタリアのアンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ組。
こちらは橋大ちゃんを思い出す「道」ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/06/20d524b33ef66f2ab5d26f2daee7eccb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/26/88c48f9b7d2d59216bec25c3b75c7c02.jpg)
何度観ても女性のコスチュームも表情もキュート。
このプログラムは何回も観ていますがストーリー性があって飽きません。
藤森さんも「全身で表現していて観る者を惹きつける。とても短く感じました。」と評価していました。
楽しみなカップルと言われたら幸せですよね、きっと。
続いてロシアの一番手、エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリー・ソロビエフ組。
最近とても残念度が高くなっているカップルです・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/79/5cf3201956280ea497f4018ee034397d.jpg)
いきなり藤森さんは「男性の目隠しリフト・・・」なんてつぶやいてます。
このスタイルは気に入っていないんでしたよね。
私も強く感じていますが、「ロシアっぽいコスチューム、ロシアっぽいプログラム」と辛口が次々と。
確かにボリショイバレエのような、それはそれで伝統的で素晴らしいのだけど・・・
「最近のISUの方向性を視野に入れていない!」とバッサリ言い切る藤森さん。
カーヴリフトやステップでレベル2だなんて・・・どうしたのでしょう。
昨年はとても惹かれたけど何も進化していないように感じてしまった。
「ロシアは今の時代を理解していない。」とまで藤森さんの辛口は止まりませんでした。
実力はあるはずなのに・・・
次はアメリカのシブタニ兄妹。
「古き良きアメリカ」を表現させたら素晴らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/07/118e9fe653dfcde176f4329d80ec49b5.jpg)
カップルの得意なツイヅルでまさかのアレックスのミス。
めずらしいですね~
この「グレンミラー・メロディー」はとても合っているけれど、では彼らは他の表現はどれだけできるのかな~と考えました。
いつも同じイメージしかない?
「ツイヅルのミスを引きずってしまった。」と藤森さん。
「いろんなところに動揺が見られました。」と千鶴さん。
さてここから最終グループです!
どのカップルも見逃せない。
そしていつものように藤森さんは「エレメンツのコールはしないでジッと観ていたい。
ハイライトだけ少し説明します。」と宣言。
藤森さんが評価しているカップル達の時はお馴染みの脱・解説宣言です。
まずはメリル・デービス/チャーリー・ホワイト組。
メリルの表情がいつも通りノッてます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c7/de8e888d26d4fe2dc5f79884b25f633b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/f7/1eedcd92a1978ac1a331d2876b28b5d0.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/9f/38fbecf24467ab6e73dbd98696abd09b.jpg)
終わった途端、「素晴らしい。クリーンプログラムです。」とお二人。
この「こうもり」はテンポも速く見せ場がいっぱいあって、その一つ一つが音とマッチして素晴らしいプログラムだと思っていました。
ワールドの大舞台でも見事に演じてくれたお二人。
一つの作品として旋律と彼らの滑りがいつも頭に浮かびます。
ステップが一つだけレベル3であとはレベル4。
SDもFDも得点にちょっとガッカリしていましたが、これからの目標もさらに高くなるでしょう。
そして今季一番好きなケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ組です。
SDのイメージとはガラッと変えて大人の素敵なプログラムです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/85/0b3cc497a691ed7ea581f3251987feae.jpg)
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アイスダンスの演技を観て涙が出て来たのはクリロワコーチだけではありません。
今季、何度も何度も観ているのに、私も感動の涙でした。
試合を重ねるごとにどんどん良くなっていったプログラム。
それは要素を確実にこなすだけではなく、やっぱり観ている人を惹きつける大きな力があったのでしょうね。
このワールドの大舞台で素晴らしいクリーンプログラムを観られただけで幸せでした。
会場も自然に湧き上がりスタオベ、藤森さんも千鶴さんも相次いで賛辞。
「このプログラムは素敵ですね。」
「どこをとっても良かった。」
「完成度がとても高かった。」
「歌詞のあるところ、ないところ、どこも素敵です。」と大絶賛でした。
余韻の残る中、FDの得点は初の100点越え!
ステップがひとつだけレベル3、後はすべてレベル4でした。
嬉しそうなケイトリンがまた良かった。
そして会場の大歓声を受けて地元フランスのナタリー・ペシャラ/ファビアン・ブルザ組登場~!
こちらのプログラムも大好きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/dc/f38b3b759bcca3e25eae4795d2ecc062.jpg)
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おもわず駆け寄るケイトリン・ウィーバー!
今度は泣かずにご主人のカメレンゴ氏と抱き合うクリロワコーチ!
リンクサイドもドラマがいっぱいです。
誰もが祈った(?)ノーミスの演技。
とても洒落ていて面白いプログラム「ファラオ」は会場でも大歓声でした。
可愛いミイラのペシャラは鼻の絆創膏が痛々しかったけれど
藤森さんは「ミイラの役だから絆創膏が気にならなかった。」とコメント。
でも鼻の骨折はかなり大変なアクシデントだったでしょうね。
9年連続9回目のワールドで(それもここ2年は連続4位・・・)見事な表彰台でした。
思えば今季は仕上がりが早く、滑りこみがしっかりできていたのでは。
だから不運の鼻の骨折があっても彼らのやってきた自信で結果を出せたのだと思います。
いや~、しかし。
包帯を女性に巻いたようなコスチュームでミイラダンス。
新しい時代を感じますね。
以前のEXを練り直したと聞いていますが、とにかくプログラムが面白くて良かった!
素晴らしい二組の後はロシアのエレーナ・イリニフ/ニキータ・カツァラポフ組です。
お馴染みの「アヴェマリア」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/db/1c30d3b8ab2e4dea06db7d505c654922.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/3e/9a44375d6cde26581445afb26abfa99c.jpg)
濃いメイクのイリニフに目を惹かれるけど、メイクの薄い普段の表情を「国別」で見たらそっちの方が
可愛いな~
さて、ロシアのアイスダンスのカップルには今回も苦言が多かった藤森さん。
「ツイヅルのずれが目立たないようにサークルをかくような動き、ジャッジの目をごまかす作戦のような・・・」とか。
「表現の変化が少ない」や「最終グループに入るにはグライド・スキルが少ない」など。
千鶴さんも「見比べるとまだ・・・」と言葉にしないで物足りなさをコメントしていました。
リフトからのランディングも雑できれいじゃなかったけれどレベルは4なのね・・・
確かに「アヴェマリア」もリアザノワ/トカチェンコ組の「ロマンス」も同じような曲調です。
ロシア、これで良いのかな。
ただでさえ引き出しの少ないモロゾフが頑張って指導しているけど、ロシアのアイスダンスに新しい風は入らないのかな?
そんな事を感じたワールドの演技でした。
さて、最終滑走はカナダのテッサ・バーチューとスコット・モイヤー組。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/84/a6131833978315bc897e87ed26a5a610.jpg)
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雰囲気もあってさすがの滑りだけれど、私はデービス/ホワイト組の方が一段上だと思った。
フランス開催と言う事でプログラム勝ちなのかもしれない。
藤森さんは「クリーンプログラムで味のある滑り」とコメント。
「迫力のあるプログラムじゃないけど、技術力があり味がある」とも。
千鶴さんは「オシャレなシーンがいっぱい」との事でした。
うーん、こちらがワールドチャンピオンね・・・
「パリの恋人」の映画の役になりきって雰囲気は出ていたでしょうが、アメリカのカップルのスピード感あふれた「こうもり」の方が個人的には見応えがあったな~
好みの問題なのかも・・・
最終結果はこの通り・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/3b/e4b4697319e856a076fd47e659b8da02.jpg)
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インタビューと表彰式など。
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全部のカップルの演技を観てもレベルの高い素晴らしい試合でした。
個人的にはトップ4が凄かった。(あと6位のイタリアのカップル)
感動で泣かされたり、心がジーンとしたり、ステップに見とれたり。
アイスダンスって本当に素敵!
さて、来シーズンから「コリオグラフィック・ダンスリフト」が入るとか。
10秒未満でGOE評価されるリフトだそうです。
また見応えのある要素になるでしょうね~。
そして来季の枠はカナダ、アメリカ、ロシアが三枠。
フランス、イタリアが二枠。
惜しくもリード姉弟は予選からの出場です。
でも大丈夫! いっぱい応援するので頑張ってください!
終わってしまったアイスダンス。
来シーズンまで観られないのはさみしい~
だからこのワールドの素敵な演技は保存版にして何度も楽しみたいです。
ペアの感想はまた続きます。
気を取り直してアイスダンスのフリーダンスをしっかり観ました。
全てのカップルを観たくて、それも適当にサラッと観るのではなく
かなり真剣に素晴らしいプログラムを楽しみました。
やっぱりアイスダンスが一番好きかもしれない、と実感したワールドでした。
たくさんの画像と私の好みに偏った感想になるかも。
3月29日に行われたフリーダンス。
勝ち進んだのは20組です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/b2/c63b0dcf01be404f10c976779611b14c.jpg)
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下位のカップルでもハッとする素敵な演技がありました。
アゼルバイジャンのカップル、ズロビナ/ストニコフ組やカナダのカップル、ラルフ/ヒル組など。
特にカナダのカップルのタンゴはとても素敵なのに会場は得点の低さにブーイングが。
フランスのアイスダンス人気は高いのでこの会場の反応は確かなものでしょう。
藤森さんは「9人のジャッジより一万人の観客の目の方が正しい。」と書いた事がある仏誌「レキップ」のエピソードを話していました。
おぉ、まさに名言ではないか。
さて、ちょっとお気に入りのドイツのカップル、ネッリ・ジガンシナ/アンドリュー・ガージ組です。
女性はロシア出身、そして弟がロシアのアイスダンスのジュニアチャンピオンになりましたね~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/67/dadb0ef3930b589c7bd9437c7b376300.jpg)
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ユーロでは男性が転倒する大きなミスがありました。
ワールドでは大きなミスもなく「ロミオとジュリエット」を滑りきりました。
千鶴さんは「この曲を聞くと羽生選手を思い出します。」なんてコメント。
私は女性の雰囲気が好きで円熟味のある素敵な滑りを楽しみました。
そして素敵なプログラムと言ったらまずはイタリアのアンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ組。
こちらは橋大ちゃんを思い出す「道」ですね。
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何度観ても女性のコスチュームも表情もキュート。
このプログラムは何回も観ていますがストーリー性があって飽きません。
藤森さんも「全身で表現していて観る者を惹きつける。とても短く感じました。」と評価していました。
楽しみなカップルと言われたら幸せですよね、きっと。
続いてロシアの一番手、エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリー・ソロビエフ組。
最近とても残念度が高くなっているカップルです・・・
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いきなり藤森さんは「男性の目隠しリフト・・・」なんてつぶやいてます。
このスタイルは気に入っていないんでしたよね。
私も強く感じていますが、「ロシアっぽいコスチューム、ロシアっぽいプログラム」と辛口が次々と。
確かにボリショイバレエのような、それはそれで伝統的で素晴らしいのだけど・・・
「最近のISUの方向性を視野に入れていない!」とバッサリ言い切る藤森さん。
カーヴリフトやステップでレベル2だなんて・・・どうしたのでしょう。
昨年はとても惹かれたけど何も進化していないように感じてしまった。
「ロシアは今の時代を理解していない。」とまで藤森さんの辛口は止まりませんでした。
実力はあるはずなのに・・・
次はアメリカのシブタニ兄妹。
「古き良きアメリカ」を表現させたら素晴らしい。
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カップルの得意なツイヅルでまさかのアレックスのミス。
めずらしいですね~
この「グレンミラー・メロディー」はとても合っているけれど、では彼らは他の表現はどれだけできるのかな~と考えました。
いつも同じイメージしかない?
「ツイヅルのミスを引きずってしまった。」と藤森さん。
「いろんなところに動揺が見られました。」と千鶴さん。
さてここから最終グループです!
どのカップルも見逃せない。
そしていつものように藤森さんは「エレメンツのコールはしないでジッと観ていたい。
ハイライトだけ少し説明します。」と宣言。
藤森さんが評価しているカップル達の時はお馴染みの脱・解説宣言です。
まずはメリル・デービス/チャーリー・ホワイト組。
メリルの表情がいつも通りノッてます。
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終わった途端、「素晴らしい。クリーンプログラムです。」とお二人。
この「こうもり」はテンポも速く見せ場がいっぱいあって、その一つ一つが音とマッチして素晴らしいプログラムだと思っていました。
ワールドの大舞台でも見事に演じてくれたお二人。
一つの作品として旋律と彼らの滑りがいつも頭に浮かびます。
ステップが一つだけレベル3であとはレベル4。
SDもFDも得点にちょっとガッカリしていましたが、これからの目標もさらに高くなるでしょう。
そして今季一番好きなケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ組です。
SDのイメージとはガラッと変えて大人の素敵なプログラムです。
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アイスダンスの演技を観て涙が出て来たのはクリロワコーチだけではありません。
今季、何度も何度も観ているのに、私も感動の涙でした。
試合を重ねるごとにどんどん良くなっていったプログラム。
それは要素を確実にこなすだけではなく、やっぱり観ている人を惹きつける大きな力があったのでしょうね。
このワールドの大舞台で素晴らしいクリーンプログラムを観られただけで幸せでした。
会場も自然に湧き上がりスタオベ、藤森さんも千鶴さんも相次いで賛辞。
「このプログラムは素敵ですね。」
「どこをとっても良かった。」
「完成度がとても高かった。」
「歌詞のあるところ、ないところ、どこも素敵です。」と大絶賛でした。
余韻の残る中、FDの得点は初の100点越え!
ステップがひとつだけレベル3、後はすべてレベル4でした。
嬉しそうなケイトリンがまた良かった。
そして会場の大歓声を受けて地元フランスのナタリー・ペシャラ/ファビアン・ブルザ組登場~!
こちらのプログラムも大好きです。
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おもわず駆け寄るケイトリン・ウィーバー!
今度は泣かずにご主人のカメレンゴ氏と抱き合うクリロワコーチ!
リンクサイドもドラマがいっぱいです。
誰もが祈った(?)ノーミスの演技。
とても洒落ていて面白いプログラム「ファラオ」は会場でも大歓声でした。
可愛いミイラのペシャラは鼻の絆創膏が痛々しかったけれど
藤森さんは「ミイラの役だから絆創膏が気にならなかった。」とコメント。
でも鼻の骨折はかなり大変なアクシデントだったでしょうね。
9年連続9回目のワールドで(それもここ2年は連続4位・・・)見事な表彰台でした。
思えば今季は仕上がりが早く、滑りこみがしっかりできていたのでは。
だから不運の鼻の骨折があっても彼らのやってきた自信で結果を出せたのだと思います。
いや~、しかし。
包帯を女性に巻いたようなコスチュームでミイラダンス。
新しい時代を感じますね。
以前のEXを練り直したと聞いていますが、とにかくプログラムが面白くて良かった!
素晴らしい二組の後はロシアのエレーナ・イリニフ/ニキータ・カツァラポフ組です。
お馴染みの「アヴェマリア」
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濃いメイクのイリニフに目を惹かれるけど、メイクの薄い普段の表情を「国別」で見たらそっちの方が
可愛いな~
さて、ロシアのアイスダンスのカップルには今回も苦言が多かった藤森さん。
「ツイヅルのずれが目立たないようにサークルをかくような動き、ジャッジの目をごまかす作戦のような・・・」とか。
「表現の変化が少ない」や「最終グループに入るにはグライド・スキルが少ない」など。
千鶴さんも「見比べるとまだ・・・」と言葉にしないで物足りなさをコメントしていました。
リフトからのランディングも雑できれいじゃなかったけれどレベルは4なのね・・・
確かに「アヴェマリア」もリアザノワ/トカチェンコ組の「ロマンス」も同じような曲調です。
ロシア、これで良いのかな。
ただでさえ引き出しの少ないモロゾフが頑張って指導しているけど、ロシアのアイスダンスに新しい風は入らないのかな?
そんな事を感じたワールドの演技でした。
さて、最終滑走はカナダのテッサ・バーチューとスコット・モイヤー組。
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雰囲気もあってさすがの滑りだけれど、私はデービス/ホワイト組の方が一段上だと思った。
フランス開催と言う事でプログラム勝ちなのかもしれない。
藤森さんは「クリーンプログラムで味のある滑り」とコメント。
「迫力のあるプログラムじゃないけど、技術力があり味がある」とも。
千鶴さんは「オシャレなシーンがいっぱい」との事でした。
うーん、こちらがワールドチャンピオンね・・・
「パリの恋人」の映画の役になりきって雰囲気は出ていたでしょうが、アメリカのカップルのスピード感あふれた「こうもり」の方が個人的には見応えがあったな~
好みの問題なのかも・・・
最終結果はこの通り・・・
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インタビューと表彰式など。
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全部のカップルの演技を観てもレベルの高い素晴らしい試合でした。
個人的にはトップ4が凄かった。(あと6位のイタリアのカップル)
感動で泣かされたり、心がジーンとしたり、ステップに見とれたり。
アイスダンスって本当に素敵!
さて、来シーズンから「コリオグラフィック・ダンスリフト」が入るとか。
10秒未満でGOE評価されるリフトだそうです。
また見応えのある要素になるでしょうね~。
そして来季の枠はカナダ、アメリカ、ロシアが三枠。
フランス、イタリアが二枠。
惜しくもリード姉弟は予選からの出場です。
でも大丈夫! いっぱい応援するので頑張ってください!
終わってしまったアイスダンス。
来シーズンまで観られないのはさみしい~
だからこのワールドの素敵な演技は保存版にして何度も楽しみたいです。
ペアの感想はまた続きます。