日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

2012 世界選手権 アイスダンス SD (J-Sports)

2012-04-19 23:31:52 | フィギュアスケート
今ちょうど「国別・・・」を放送しているんですが、やっぱり民放はCM多過ぎ。
開会式の様子も日本を優先しているから他の国はスキップしてる。
個人的にはフランスペアとかカナダのレイノルズとかファヌフを映してほしい。
ソチから正式種目らしいけど、今日観る限り「お祭り」のように感じちゃう・・・
まぁ、良いか。


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さて私はゆっくり世界選手権の感想を書いていきたいです。
今日は大好きなアイスダンスのSDを観ました。
解説はもちろん藤森さんで千鶴さんとの呼吸もピッタリ。
藤森さん、いろいろ辛口も言ってたしジャッジの判定にもちょっと抗議していたよ。
だから私達だって演技と判定があまりにも違ったらブーイングして良いと思うな。

   

   

   

   

   
アメリカのマディソン・ハベルとザカリー・ドナヒュー組      フランスのペルネル・キャロンとロイド・ジョーンズ組

藤森さんはアメリカのカップルの男性、ザカリー・ドナヒューを褒め称えていました。
姿勢も動きも見栄えがして目に留まるのだと思います。
クリロワコーチの教えが良いのでしょう、と。

フランスのカップルは要素のレベルがほとんど獲れずにFDに進めず。
得点と順位を見たペーゼラは唖然としていました。


さてまずは日本のリード姉弟。
NHK杯でクリスがケガをして治りが遅くなり、何と「通しの練習」は2週間しかできていないとか。
不運な衝突だったから気の毒ですね。

   

   

   

始まってすぐのツイヅルでクリスが転倒、そしてキャシーが接触・・・
重大なミスでショック・・・と藤森さん。
この試合に出る事だけでも大変だったのがうかがえます。
確かにノーカウントになる大きなミスだったけどアクシデントは仕方ない。
そしてジャッジのスコアに関して藤森さんは怒っているよう。
「パターンダンスの(-3)はひどい。きつ過ぎる。」ときつくコメント。
キャシーの悲しそうなお顔、かわいそうで気の毒でした。
と言う訳で今大会はFDを観る事ができませんでした。


続いてロシアの一番手、ボブロワ・ソロビエフ組です。
何か最近このカップルの良さがなくなってきたような・・・
   

ロシア選手権でも思ったのですが昨シーズンの良さが感じられません。
ボブロワが転倒、そしてどのエレメンツを観てもパッとしないような。
藤森さんも「パターンダンスも他の要素もレベルがちゃんと獲れていない。」とバッサリ。
「オーストラリアのカップルでもトゥイヅルがレベル4をもらってGOEもプラスをもらっているのに。」と比べながらの辛口でした。
そうそう、藤森さんは「トゥイヅル」って発音するんですよね。

素人の私が観ても以前ほど惹きこまれないのです。
女性はこの日が誕生日だそうで、でも残念な結果になりました。


そして今一番好きなアイスダンスのカップル登場です。
カナダのケイトリン・ウィーバーとアンドリュー・ポジェ組です。

   

   

   

   

始まる前から「このラテンで官能的なパフォーマンスを見せてくれる。」と期待の藤森さん。
最初から最後まで情熱的で曲にあった動きの数々を披露してくれました。
何と言ってもケイトリンのコスチュームの派手さが良い。
場内もノリにのって大歓声でしたね。

藤森さんは今シーズンのこのカップルの成長を最近高く評価していて、今回も褒めていました。
「ワンランク上のダンスです。二人の息が合って女性がセクシー。」とコメント。
千鶴さんは「なかなか着こなせないコスチュームを彼女はちゃんと着こなせています。」とのこと。
いつ見てもケイトリンの足がきれいだな~と思った私

得点はパーソナルベストで66.47点でした。
パターンダンスはレベル4と3でしたね。


続いてこちらも素敵なカップル。
イタリアのアンナ・カッペリーニとルカ・ラノッテ組。
   

   
とにかく女性がキュート。
そしていつもコスチュームがお洒落で可愛いです。
今シーズンまたうまくなったようで、SDも見応えがありました。
藤森さんも「女性に天性を感じる。これがダンス!」と高評価でした。
彼女達もシーズンベスト更新、65.11点でした。
曲のインタープリテーションが高かったようです。
FDのあのプログラムも楽しみ!


次はロシアのイリニフ・カツァラポフ組。
早くコーチを替えないかな~と個人的に勝手に思っています。

   

   

ロシア選手権ではなかなか厳しい事を言われていたこのカップル。
ただ男性がうまくなっているのである程度力はあるのかな。
イリニフは女性としてすごくエキゾチックで美しいと思うのですが、アイスダンサーとしては
あと少し何かが足りないと思うのです。
二人の滑りを観て藤森さん「ラテンの表現は女性は今一つ。手だけ動いていて、全体的な表現が出来ていない。サーキュラーステップのところももの足りない。」と厳しい意見。
藤森さんは結構バッサリと切り捨てるような発言もあるので興味深いです。
ただ、そのコメントとは違って得点はシーズンベストだったかな。
実際の演技以上の得点をもらっている印象がありました。


続きましてメリル・デービスとチャーリー・ホワイト組。
世界の二強と言われるこのカップル、とても好きです。

   

   

   

最初のツイヅル、スピード感があって素晴らしい。
表情も良いし動きに無駄がなくて良い滑りだったと思いました。
しかしジャッジはとても厳しい・・・
パターンダンスでは両方ともレベル3、何とGOEでは-をつけたジャッジも・・・
そう言えばSDが始まる時に「パターンダンスのレベルを獲るのがどんどん難しくなってきている。
試合を追うごとにそうなっていてこのワールドになるほどジャッジが厳しい。」と話していました。
チャーリーも後のインタビューで得点が出なかった事を言っていましたね。


続いてバーチュー・モイヤー組。
   

   
二強としてどちらも甲乙付け難い、と言われていました。
こちらもパターンダンスはレベル3.
でも全体のGOE評価が高くシーズンベストを出しました。

それからシブタニ兄妹。
昨年は初出場で3位に入ったカップルです。
   

四大陸ではアレックスの体調不良が大変でしたね。
今日はサンバのリズムで3曲。
こちらもパターンダンスはレベル3。
そして何とステップはレベル2?
「トップ2と比べるとまだまだ差がある。円熟味が感じられない。」と藤森さん。
円熟味? まだ無理ですよ~


そして今日の一番のクライマックス、フランスのペシャラ・ブルザ組です。
9年連続で9回目の出場。
そう言えば昨年の大会はブルザの転倒でキス・クラから消えるという失態も。

今回はペシャラの鼻の絆創膏が痛々しいですね・・・


   

   

   

   

   

   
      
演技はとても良かったです。
二人に似合ったコスチューム、センスのある色使いですね。
藤森さんも「とても良かったです。熱い太陽が照りつけるところで踊っているよう。」と絶賛。
千鶴さんも「いつも良い所で最後の最後にミスをする・・・」と言いながら「今回はとても良かったですね。」と。
ニースにぴったりの演技でクリーンプログラムを披露してくれた二人でした。
会場の大きな歓声、アモディオ達のフランスチームやベルネルやランビエールも大きな拍手をしていました。
「他のカップルと違うオシャレで明るいプログラム」と藤森さん。
69.13点のシーズン・ベストです。
彼女達はパターンダンスはレベル4! ステップやツイヅルはレベル3でした。


SDの終結果は・・・(上位14位までですが・・・)

   

インタビューの数々を。

   
この涙もきっといつか笑顔になるはず・・・

   

   

   

   

   

今シーズンの課題は「ラテン」のリズム。
来年は「ポルカ」だとか。
課題によってどのカップルが来るか変わってくるそうです。
確かにSDはやってみないとわからない。
その分、FDはそれぞれのカップルの得意なプログラムを滑るから見応えがありますね。

SDだけを観ると、私の想像と違う点の出方がいくつかありました。
もちろん好き嫌いで言っているのではなく、何か釈然としない採点があるような。 
まさか「アイスダンスは最初から優勝するカップルが決まっている・・」と言う事はありませんよね?

クリロワとカメレンゴチームの演技はとても好きでした。
(特にペシャラ・ブルザとウィーバー・ポジェの演技)

FDの感想はまた続きます・・・
        


   

   

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