日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

全米選手権2011 女子を終えて

2011-02-03 11:02:14 | フィギュアスケート
全米男子の視聴が手付かずで残っていますが、その前にやっぱり女子の感想も書きたいと思います。
「未来ちゃんショック」はありますが、それでも彼女はこの階段を上っていかないとダメですね。
まずは女子の最終結果は↓のようになりました。



   

   

全米独特の上位4人の表彰台ですが、気になったのは未来ちゃんの立ち位置。
彼女はフリーの失敗もあり表彰式でも元気がなかったです。
そんな気持ちからか、みんなで一緒に中央に乗る時もかなり引き気味で立っていました。
その自信のなさはダメでしょう・・・気持ちはわかるけど
カメラマンが配慮して未来ちゃんを前に出してくれたから良いけど、4位のザワツキーは決して動きません。
今度は2位のフラットが押し出されちゃった!
あそこに4人はキツイでしょう。


さて、フリーの印象に残った選手の感想は・・・
まず、キャロライン・ジャンです。
大きく育ってビックリした前の大会よりは自然に見えました。
彼女は足を蹴りつける癖のジャンプをずっと矯正してきて、最近はとても良くなりました。
フリップをすごくきれいに跳び安心していたら、ルッツでは前の悪い癖が出た~
良いものと悪いものの混在・・・と藤森さんは言っていましたが、本当にそうですね。

   

ところどころきれいなポジションを見せてくれますが、全米女子のレベルがどんどん上がってくると
秀でた印象がもう感じられないとか・・・なかなか厳しいですね。
でもまだこれから頑張って良い演技を見せてくれるだろうと期待します。


続いてアシュリー・ワグナー選手。

とても雰囲気のある「マラゲーニャ」を滑るアシュリー。
3Fは流れがあって良かったですが、ジャンプ全体的に両足着氷が多く残念。
でもスピンのポジションはきれいだし、やっぱり素敵な選手です。
このところ低迷している感がありますが、彼女には4位以内に入ってほしいな。

   

ご本人はそれなりに納得の演技だったようで安心しました。
キス・クラで競い合うようにメッセージを言う3人!
プリシラコーチも負けていません。



それからやっぱり未来ちゃん・・・
彼女はいろんなところで「SP番長!」と呼ばれているようで、確かに合っているネーミングですが。
フリーは全体的に迷いがあるように感じました。
ジャンプも自信がなさそうに跳ぶし、小じんまりした演技だったのが残念。

フリップは相変わらずeマークがついてるし、一番ひどかったのは最後のスピンです。
これは彼女ならレベル4プラス加点がもらえるスピンのはずが入りからふらつきノーカウント・・
あ~どうした、未来ちゃん・・・

   

   

   

演技を終え、戻ってくる彼女を迎えるキャロルコーチのお顔が怖い~
キス・クラも凍りついているかのようでした。
未来ちゃん、ワールドに来て欲しかった~
まだ若いからこの失敗がきっと力に変わる時期がくるでしょうが、今はワールド出場を逃してショックだろうと思います。
彼女は誰よりもバンクーバーやワールドの経験、実績があるのだから気持ちを切り替えてこのステップを乗り越えてください。
未来ちゃんの20歳頃になった滑りを想像するだけで楽しみです。


その他、今季はスランプを乗り越えたシズニーが優勝。
そして相変わらずしっかり結果を出せるフラットが2位、さすがですね。
   


   


そんな訳で全米女子が終わりました。
ユーロとはまた違った雰囲気ですが、全米もいろんな選手が育ってきていますね。
まだ男子を観ていないけど、ゆっくり楽しみたいです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする