日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「50歳の恋愛白書」

2010-08-09 13:33:46 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


「50歳の恋愛白書」をDVDで観ました。
これ、絶対に邦題は失敗だ~
原題は「THE PRIVATE LIVES OF PIPPA LEE」・・・つまり主人公ピッパ・リーの私生活というような意味ですね。
つまりピッパの半生記を描いた内容でした。


2009年のアメリカ映画。
ロビン・ライト・ペンやキアヌ・リーブスだけでなくもう豪華な役者陣がいっぱい出ていました。
監督はレベッカ・ミラー。(アーサー・ミラーの娘、ダニエル・デイ=ルイスの奥さん)
製作指揮にはあのブラピも参加?
あ~、これだけ聞いたらすごく面白そうじゃないか~。
しかし・・・


おもな内容は・・・


誰から見ても理想的な女性、ピッパ・リー(ロビン・ライト・ペン)。
50歳まで美しく年を重ね、夫ともうまくいっていた。しかし、若いころのピッパ・リー(ブレイク・ライヴリー)の人生は波瀾(はらん)万丈だった。
そして現在、幸せながらも物足りなさを感じていたピッパ・リーだったが、15歳年下のクリス(キアヌ・リーヴス)と出会ったことから変化が訪れる。
新たな愛に目覚めると共に新しい人生の始まりを迎える姿を、豪華キャストで描く人間ドラマ。


                    (シネマトゥデイより抜粋)


ロビン・ライト・ペンは好きな女優でした。
彼女の実年齢が43歳・・・
私の好きな彼女は「メッセージ イン・・・」の頃だったかな?
最近はちょっと男性的なお顔に見えてしまうのです。
一方、キアヌの実年齢は45歳。
(45歳のキアヌが35歳役ってちょっと無理があると思った。キアヌは好きなんだけど・・・)
題名から考えたらこの二人の恋愛映画と勘違いしそうな気もします。
でも一つのエピソードに過ぎないような。


作品のほとんどがピッパ・リーの半生記でした。
子どもの頃から母親とうまくいかずに家を飛び出し、自由奔放な生き方をしていたピッパ。
この若い時代を演じたブレイク・ライヴリーはすごく適役で魅力的でした。
ただ何と言うかシナリオ全体があまり私は好きにはなれず、観ていて気持ちが乗ってこないのです。


歳の離れた夫ハーブ・リーをアラン・アーキンが演じます。
そしてすごい最期を見せたハーブの元妻をモニカ・ベルッチ! (妖しいほど美しい)
その他にジュリアン・ムーアはマリサ・ベロ、そしてウィノナ・ライダーも出演。
こんな豪華な俳優陣が出ているのに全然面白くないのはなぜだ?!
とにかくもったいないの一言。


ピッパは決して50歳になったから憂いているのではないし。
あれだけ結婚前までドラッグにおぼれ奔放な生き方をした彼女が今では娘と上手くいかない。
ラストでは娘と理解しあえる関係になるのだけれど、それも夫ハーブがピッパの親友と浮気をした事がきっかけって・・・
何だか釈然としないシーンが多かったな~
そもそもピッパ自身が略奪結婚だった訳だし、人生は生きて来た通りの結果が出ると思うのです。


最後に夫ハーブの葬儀にも出ないで「今からが人生のスタートよ」ってキアヌと旅立つ?
子どももそれを祝福する?
この辺りも私には気持ちが入らないシーンでした。


さて、その他にいろいろ感じた点・・・

キアヌのいれずみは身体の前面だったけど、彫る時・・・いや、メイクする時にぷよぷよお腹でやりにくかったのでは・・・

ウィノナ・ライダーを観た時に「まさか・・・違うよね」と思った私。
かなり不細工に見えて、ある意味ショックでした。


そんなどうでもよい点ばかり目につく今作品は、残念な出来でした。


今回の評価は・・・     星1つ   ☆   シナリオが悪いのかな




















ウィノナ・・・嘘だ・・・





もっと女性をきれいに撮ってほしいと思った作品です。




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