フィギュア世界選手権のシュルタイス！

金色のカウボーイハットで喜ぶシュルタイス！


トリノで始まった世界選手権ですが、橋大ちゃんの活躍はまたあとでゆっくりと

ひそかにずっと応援し続けていたスウェーデンのアドリアン・シュルタイス！
（たまに欧州の大会ではエドリアン・ショルトヘイス！と呼ばれる）
バンクーバー後に一気にブレイクした彼は今はいろんな意味で注目されていますね。
ハッハッハ、面白い現象だ。

さて、オリンピックで自己ベスト更新してそれなりに満足できた彼も国に帰れば練習リンクに苦労していたようです。
今はアイスホッケーに場所を取られてしまうんだ・・・と床運動のような練習になっていた事も。


そんな彼もしっかり今回の世界選手権に出場してくれました。
昨日も嬉しくて、暫定１位！なんて書いた私。
結果はSP終えて１２位ですが、また自己ベスト更新でした。
そして上の写真のようなカウボーイハット姿。
嬉しいですね～

このSPの「My　Way～クリスマスファンタジー」は彼にしたら静かな雰囲気のプログラムです。
３月も終わるのにクリスマス・・・だけど曲は良いですよ。
衣装も普通です。
ただ終わり方が面白い。
初めて観た時は「えっ、ここで終わるの？」とビックリしましたが、彼なら許せる（？）

スピードは相変わらずゆっくりで「ゆるゆるステップ」ですが、スピンは進化したのでは。
シーズン終盤でオリンピックに続いて立派な滑りが観られるととても嬉しいな。

この幸せなネット環境でトリノのSP動画を繰り返して観ています。
フリーも頑張れ！！
TVでは今夜からJ‐sportsで観戦予定です。
へたな実況を聞かずに済むこの時期限定で有料放送はお勧めですよ。

「ウォーク トゥ リメンバー」

織田っち、どうした？！
ジャンプ３つ全部失敗、技術点16.90って・・・
「ちょっと今は、ポカーンという感じ」と何度も首をかしげていた・・・とのこと。
こっちがポカーンだよ








さて、映画の話。
BSで「ウォーク　トゥ　リメンバー」を観ました。
どんな作品かを知らずに観ましたが、原作はニコラス・スパークスだったのね。
この方は他に「メッセージ・イン・ア・ボトル」や「きみに読む物語」も書いています。
あとは「最後の初恋」もそうですが、この作品だけは嫌いでした。
（ダイアン・レインが演じる妻は夫の浮気は許せないのに自分は恋愛だから良いのか！と今でも消化不良です）


今回の作品は純愛を丁寧に描く内容でした。
主人公の高校生ランドン（シェーン・ウェスト）は離婚した母と暮らしているが、両親には反発的で騒ぎばかり起こしています。
一方の女の子ジェミー（マンディ・ムーア）は厳格な牧師の娘。
今時の高校生と違って服装も地味で、優等生だけれど目立たない存在・・・いえ、ある意味地味過ぎてちょっとバカにされている。
そんな正反対の二人が惹かれあっていく過程も丁寧に描かれていました。

ストーリーとしては純愛の王道をいってます。
そこに不治の病が出てくるのは下手をすると感動を押しつける展開になりますがこの作品は違ったかな。
特に私は人生を見失いつつあった不良少年ランドンがジェイミーと知り合って少しずつ成長する過程がわざとらしくなく描かれて良かったと思いました。
彼は苛立たしさも上手いし、悩み苦しんだり、ジェイミーを愛する気持ちをとても上手く演じていました。
想像通りの悲しい結末にはなるのですが、そこには立派に成長したランドンが！！
（医師を目指す彼はその後「ER」に出るのはキメ過ぎ！）


ジェイミー役のマンディ・ムーアは「恋とスフレ・・・」の女優さんだったのね。
今回の映画では普通の女の子の役が上手かったです。
アンジェリナ・ジョリーがもっと若くてふっくらさせて素顔だったらこんな女の子？と思う表情を感じました。


映画全体の背景も音楽も好きです。
やっぱり一番良かったのはランドン役のシェーン・ウェストかな。
イケメンではないけれど存在感は抜群でした。
「奇跡は起こらなかった」と言うと「君こそ奇跡だ・・・」というシーンは良いです。
ジェイミーによって多くの奇跡が起きたのですね。


そんな訳で、ちょっと掘り出し映画という感じ。
今回の評価は・・・　　星３つ半　　　☆☆☆★