日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「私がクマにキレた理由」

2010-03-20 14:55:35 | 映画・DVD・音楽・TV・本など


スカーレット・ヨハンソンの「私がクマにキレた理由」を観ました。
原題は「THE NANNY DIARIES」ですが、この邦題って・・・センスないですね。
内容を知ればそれなりにわかるけど、ちょっと残念なネーミングです。

さて、スカちゃんと言ったらこの前観た「ブーリン家の姉妹」のインパクトが強いです。
今回は普通の若い女性の役で、それなりに新鮮でした。
何だか、役柄なのかスカちゃん演じるアニーの服が可愛いかったです。
そしてソックスと靴の組み合わせが時には野暮ったくもあって(笑)


作品の内容は・・・
大学を出たエリート志向のアニー(スカちゃん)が就職をするにも自分の目指すものがわからず、そして自分自身のこともアピールできない。
そんなアニーがひょんな出会いからナニー(子守役)に間違えられて、そのままセレブ家庭のナニーを経験することに。

アニー自身が人文学を専攻していた事から、世の中の人間の様子を知るチャンスでもあったのでしょう。
最初の場面はちょっとファンタジーのような描き方をしていてそれなりに面白かったです。


夢見たセレブ家庭では、生意気なガキ(!)自分で子育てしない妻、仕事と浮気を繰り返す夫を目の当たりに・・・。
世のセレブ家庭がみんなそうだとは思わないけど、子育てや教養のセミナーに行くよりも実際に自分で子どもと過ごす事を優先しないのは不思議です。
まぁ、本当のお金持ちは家事はしないのはありえるけど、大事な子どもは自分で育てようよ!!

それに、セレブ家庭の食べるものが本当にまずそうで
オーガニック食品やらなんやら、食欲なくなりそう。
だからと言って、ピーナッツ瓶から直接舐めるのも私はイヤですけど、ね。
普段自分の食べたい物をバランス良く食べられるのは幸せな事なんですね。


さて物語は、ナニーを監視するカメラを仕掛けられたクマに向かってアニーが抗議するシーンから一気に状況が変わります。
もっと愛する家族に目を向けよ!とアニーは真っ当な言葉を吐くのですが、この辺は予想通りの展開ですね。

結局、セレブ妻は夫と離婚し可愛い子どもを自分で育てる方向に。
アニーは奨学金を使って大学院で「人文学」をさらに学ぶ事になりました。
ナニーとしての経験はアニー自身にも成長をもたらせたはず。


それからアニーの親友でアリシア・キーズが出ていました。
彼女は前に「リリィ、はちみつ色の秘密」で、クィーン・ラティファの妹役もやっていたっけ。
最近は歌手として好きなので良く歌を聴きますが、映画も何でもこなしちゃうのですね。


あとはセレブ妻を演じるローラ・リニーも存在感ありました。
精一杯プライドで生きているのに、本質はやはりさみしい女性だというシーンが上手かったです。

ハーバード男は興味がないのでスルーします



全体的に予想通りの展開ですが、スカちゃんの普通の魅力に最後まで鑑賞しました。

今回の評価は・・・   星3つ ☆☆☆ (可もなく不可もなく)









「ニューヨーク~♪ ニューヨーク~♪」のアリシア・キーズです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする