日々、心のつぶやき☆

映画やフィギュアや好きな事を勝手につづっています。最近、弱気なのでダニエウ・アウヴェスのようなタフさが欲しいです。

「セブン」

2009-08-05 15:07:06 | 映画・DVD・音楽・TV・本など
映画「セブン」を久しぶりに観ました。
1995年製作って、もう14年も前なのに、ぜんぜん古くない。
そしてこの映画は、二度目から良さがわかるような気がします。


キリスト教の「七つの大罪」になぞられた連続殺人事件を追う刑事のコンビをモーガン・フリーマンとブラッド・ピットが演じます。
そういえば奥さん役、パルトロゥだったな~(当時はあまり印象に残っていなかった気がします・・・)

そして、犯人役をケビン・スペイシー!
この無表情な不気味さ。
すべて計算された犯罪も重苦しい。
でも最後の車の中で言っている言葉・・・つい、うなってしまう。
この車に乗っている3人のやり取りから一気にラストのあのシーンに行くところが一番見逃せないと思いました。
それぞれの想いと表情・・・
最後のミルズ刑事(ブラピ)の苦悩、憤怒、やりきれなさ。
このクライマックスの場面を目指して、製作されたのでしょう。


いつも雨がふっている重苦しい場面とか若い二人(ミルズとトレイシー)の住まいで地下鉄が通る度に揺れるシーン。
こんなところで暮らすこと自体、悲しい。

カフェでトレイシーがサマセット刑事(モーガン)を呼び出して相談するシーン。
つい涙ぐむ彼女は登場する場面は少なかったものの・・・

最後のやりきれない最悪なシーンはショックでしたが、やはり良くできた作品だと思います。
役者陣がそれぞれ良かった。
オープニングのタイトルデザインも何だか良い。


後味は悪いものの、やっぱり評価される作品です。


2度目の鑑賞、評価は・・・  星4つ  ☆☆☆☆














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