報恩坊の怪しい偽作家!

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大荒れの関東

2013-04-06 19:19:42 | 日記
 顕正会なら「諸天も怒り 地も震う」と歌い、日蓮正宗なら「諸天は怒り 地も震う」と歌う。どちらかがパクったとかいうわけではなく、恐らく御書の中とか、宗門の指導の中にそのような言葉があったのだろう。

 国際興業バス大11系統、自治医大医療センターから大宮駅東口のバスに乗り、終点まで行くと、高島屋大宮店前のバス降車場で降ろされる。そこから大宮駅に向かおうとすると、タクシー乗り場の前の駅出入口に目が付く。そこに追っ手らしき黒服の男2人がいた……。
 実はこれ、私の新作の中の下りである。マッドサイエンティストから初音ミクを奪還した主人公だが、追っ手に先回りされてしまったようだ。もっとも、タクシーで逃げれば良かったのかというと、そうでもない。逆にタクシーだとロータリーの中まで入って行くので、追っ手と鉢合わせになる確率が高かった。また、バスだと一般乗客と混乗しているので、追っ手も手荒な真似はできない。ここはアメリカではなく、日本なのだ。ハリウッド映画なら、一般乗客がいようと、熾烈な銃撃戦を繰り広げるのだろうが。初音ミクは自らに搭載されている地理情報などを元に、迂回路を検索し、主人公に提示する。それは、「大宮駅東口」を名乗るバス停で、1番離れた場所にある11番乗り場、「国際興業バス大15系統、寿能先回り、導守循環」だった。大宮駅以外の別の駅に乗り入れるバスではないが、寿能住宅停留所で降りて、そこから東武野田線大宮公園駅に移動し、柏方面に脱出するというものである。無論これは、実際にそのバスに乗って顕正会本部会館に参詣していた私ならではのアイディアである。してやったり!さすがにこんなマニアックなバス路線にまで追っ手は配置されておらず、また大宮公園駅のような小さな駅にまで追っ手が配置されているということはなかった。
 実はこれ、バリバリの顕正会員だった頃からのアイディアだ。昔、本部会館付近に妙観講を始めとする法華講員達が顕正会員に対し、折伏という名の嫌がらせをしているから警戒せよとの通達が出されたことがある。大宮公園駅付近にも配置されている恐れがあるということで、私はそこを通らずに、何とか大宮駅まで行く方法を考えた。そしたら、本数は少ないものの、産業道路側にバスが走っていることを知った。顕正会員の多くは東武野田線や自分の車で参詣しており、バス路線の存在すら知らない者も多い。されば、そんな所に法華講員が配置されているはずがなかろうと踏んだのだった。してやったり!寿能住宅バス停にも、大宮公園入口(東武バスなら大宮公園東口)に、法華講員は配置されていなかった。そんな思い出がある。
 信心していた頃にも、色々と後々のネタになるようなことはあったのだ。そろそろネタも枯渇してきたし福運にもヤキが回ってきたようだし、お寺の人と連絡を取ってみようか考えている。
コメント (5)
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