報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

顕正新聞1272号より

2013-04-16 21:46:42 | 日記
 今日もまた懲りもせず、ボーカロイド二次小説のボツネタを公開させて頂こうかと思っていたのだが、そうもいかなくなった。
 実は帰宅してから、顕正新聞4月15日号(1272号)が届いていた。顕正会を辞めても未だに新聞が配達されるのだから、無節操極まりない団体だ。上長に頼めばタダでくれる所が多いようだが、やめておけ。ついでに定期購読を強く(本当に強く)勧められるから。私の元にも届いてはいるが、頼んでもいないので、タダである。法華講へ移籍した人間にまで送り続けるのだから、よほど役職者に対するノルマがキツいのだろう。せいぜい、報われない自己負担よろよろである。

 さて、ボカロ二次小説の予定を蹴ってまで、わざわざ顕正新聞を取り上げたのには理由がある。実は今回の新聞に、私と同じ病気を抱えた男子部組長の登壇があったのだ。私が入信したての頃は、組長が登壇なんておこがましいものだったが、今ではヒラでも登壇してやがる。それはさておき、その病気というのが潰瘍性大腸炎だ。私もそうだし、自民党の安倍総理もそうである。
 さてさて、この組長が何て書かれているかというと……。

「……当初は薬の効果もあったのですが」

 とある。しかも発症は入信以前ということだから、入信以前は薬が効いていたということだな。で、十数年ほど前から、症状が悪化されたと。うーむ、私と同じだ。私の場合は、顕正会に入信してから発症したのだがね、組長さんや、顕正会に入信したから悪化したんじゃないかい?
 でもまあ、写真を見るに緩解した顔だね。症状が悪化していたら、もう少し痩せこけた顔になっているからね。
 大腸にガンが見つかったが、平常心でいられたと。これは多分、多くの患者が平常心でいられるんじゃないかな?何故かって?大抵多くの難病患者は、自分の病気について色々と調べるものだ。で、胃潰瘍が胃がんになりやすいのと同じで、大腸潰瘍もまた大腸がんになりやすいんだな。文献によっては、健常者の方々の10倍の発症率を誇るとか誇らないかとか。んなもんだから、仮に私も内視鏡検査でガンが見つかることは覚悟している。今は確かにこの組長さんと同じく緩解しているけど、だからってガンになる確率が減るわけではない。これは、顕正会にいようが宗門にいようが創価学会にいようが変わるわけではない。大腸の全摘出を免れたことは確かに大功徳だが、逆を言えば癌化のリスクを再び背負うことにも繋がるのだ。
 法華講員に言わせれば、顕正会の功徳は“魔の通力”ということだから、一瞬いいことがあったように見えても、何倍返しの不幸が襲ってくるという。つまり、だ。この組長さんの運命は……末期化した大腸がんということになる。日蓮大聖人の仏法も、何だか怖いね。

「もし医師団の判断に押し切られていて大腸を全摘出していたら、大手術になって1ヶ月は入院となっていたのですが……」

 うん、その通り。これは作文でも添削でもないね。私も主治医の先生から、同じことを言われた。でも私は先生に勧められたら、全摘出してもらうな。これで、ガンのリスクが無くなるわけだしね。

「全摘出してしまえば人工肛門となり……」

 あ、それは初めて聞いた。……ような気がする。オストメイト対応トイレとかあるけど、あれか!うへー、大宮駅にあったかな、そんなの……。

「1日10回のトイレが、2回の排便で済むようになったのでした」

 おめでとう!この感激は私も味わったことがある!いや、本当に笑いが止まらなくなるよ!……これが法華講で信心していた時だったらなぁ……。辞めようとは思わなかっただろうに……。
 少なくとも、私はこの組長を折伏する権利は無い。どんな団体にせよ、大聖人を信じて緩解したのとそうでなくて緩解したのとでは全く違う。
「お前は法華講にいた時でも悪化していたじゃないか!で、そこを離れたら緩解したんだろ?どういうことだ?」
 と言われた場合、全く反論できない。その通りだ。しかし、顕正会に所属していた時に発症したのは事実。法華講で信心していても改善が見られなかったのも事実だし、辞めてから緩解したのも事実なのだ。

「症状が改善されたことで、今までは早朝に出かける時は常にトイレのことが気になり、電車も途中下車したり、駅のトイレに駆け込むこともたびたびでしたが、【中略】何よりの大功徳と思わずにはいられません」

 これも事実だろう。この文面に書いてあることは、私も何度も体験した。夏場もそうだが、特に冬は早朝に出かけることなど、はっきりいって自殺行為に等しかった。今だから白状するが、私が御山で丑寅勤行サボってたのは、実はこの為なの。
 トイレの話をすれば、少なくとも、本部会館や青年会館のトイレはきれいで使いやすかったね。この点も書いておけば良かったのに。
 だからね、御山の移動中は気を使ったね。旧・常来坊のトイレなぁ……。大講堂のトイレなぁ……。うーん……。

 あとこの組長さん、経済的な御守護についても書かれている。入院費や手術費がほとんど掛からずに済んだとあるが、これも工夫すれば可能だと思う。私も給付証の交付を受けているので、自己負担額も僅かで済んでいる。残りの額は皆さんの税金ではあるが、私もこうして安月給ながら働いて納税することにより、返済しているつもりだ。
 この組長さんに対しての突っ込みどころは……まあ、山門入り口氏や巌虎氏辺りの考察に任せよう。少なくとも、病気に関する部分においては作文・添削らしきものは見当たらないと思う。
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懲りもせず、ボカロネタ

2013-04-16 02:43:59 | 日記
 『リンが攫われた!!』
 双子の姉からの緊急SOS信号を受信した鏡音レンは、咄嗟にそう判断した。
「た、大変だ!プロデューサー!!」
 レンは急いで、写真スタジオの控室にいる敷島の元へと走った。
「な、何だって!?リンが誘拐?!」
 急な報せを受けた敷島は、驚愕を隠せなかった。
「はい!リンから緊急SOS信号を受信しました!これ……」
 レンは左手の人差し指を出すと、それを敷島のPCのUSBポートに挿した。
 画面にさいたま市内の地図が表れ、リンが時速40㎞前後で移動しているのが分かった。
「車で移動しているようですね……」
 一緒にモニタを見ていたKAITOが、右手を顎にやりながら言った。
「リンは1人で車に乗ったりしませんよ。攫われたんです。プロデューサー!急いで助けに行きましょう!」
「わ、分かった」
 敷島は逡巡したのち、
「MEIKO。なるべく早く戻るから、しばらくの間、スタジオの方を頼む」
「任せてください」
「よし、行こう!」
「はい!」
 敷島、レン、KAITOの3人はスタジオを飛び出して行った。

 敷島が車を駆る。
「ここ、右です!……次の信号、左です!」
 レンのGPSにより、確実に犯人達の車に接近する。
「あれだ!あの黒いワンボックス!」
「なに!?」
 車は産業道路の片側2車線区間にいた。
「こらーっ!リンを返せーっ!!」
 レンは車から身を乗り出すと、犯人達の車に向かって叫んだ。

 それは犯人達も気づいた。
「リン!?」
「このコの名前だ!」
「身内が気づいて追って来たのか!」
「……~っ!……~っ!」
 リンは両腕を縛られ、アイマスクで目を塞がれた上、ギャグを噛まされていた。
「おらッ!暴れんじゃねぇッ!!」
 犯人グループのうちの1人が、リンを押さえ付ける。

「プロデューサー!あの車に横付けしてください!ボク、乗り移りますから!」
 唐突にレンが言った。
「ばっ、馬鹿言え!アクション映画じゃないんだぞ!」
「しかし、この時点で既に半分アクション映画のようなものですがね」
 KAITOが冷静に突っ込む。
 だがあいにくと、道路は再び片側1車線の道に戻ってしまった。
「次の赤信号で、捕まえればいいさ!」
「そう、上手く行きますかね……」
 正にKAITOの懸念通りだった。
 犯人達の車が、変わったばかりの赤信号手前で急に対向車線の先にある路地へと突っ込んだ。……直前に、対向車がいるにも関わらず、だ。その前に黄色信号で突っ込んできた対向車は驚いて、急ハンドルを切った。敷島達の車の方に……。
 大きな衝突音が、近所中に響き渡った。
「ぷ……プロデューサー!!」
 敷島は、レンの悲痛な叫び声がしたのを覚えている。その後のことは……覚えていない……。

 えー、ボツネタです。メンバー内から、あのさいたま市内の産業道路で、↑はムリだろうとのツッコミが寄せられたもんで……。しょうがないのでOKネタでは、首都高さいたま新都心線→埼玉大宮線→美女木JCTにて、犯人達が赤信号を無視して……という風に変更したんだな。都内の首都高は昼間でも渋滞するので、それでもムリがあるのだが、埼玉県内ならそこまで混まないので……。
 しかし、“顕正会版人間革命”に出てくる西富士道路でのカーバトルといい(そこでは、特盛くんとエリちゃんに友情出演頂いている。因みに対戦相手は、ケンショーレンジャー)、私はカーアクションが結構好きなんだなぁ……。
コメント (1)
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