Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

統率術           谷沢永一(潮出版社)

2008年01月06日 | 本と雑誌
Hitrigaten

 「人が二人以上集まればコミュニケーション力が求められ、多数集まれば統率力が求められる」と何処かで聞いたような・・・。
 統率力も最後はスキルではなく、実は「人間力」が試されるのでしょう、きっと・・・

○徒然草:しやせまし、せずやあらましと思うことは、おうやうは、せぬはよきなり
○エマソン:愚痴は如何に高尚な内容でも、また如何なる理由があっても決して役に立たない
○ワシントン:中傷誹謗に対する最善の返答、それは黙々と自己の義務を守ることである
○公私を混交して自分がいなければ仕事が困るような秘密主義で仕事を私することも、矢張り封建時代の遺風である
○自尊心を絶対に傷つけることのないよう、心配り怠らぬ細やかな心遣いである
○西堀栄三郎(南極越冬隊):①創造的計画者、~④暖かい愛情を持って説得、~⑥結果を高く売り込む人
○ゲーテ:涙とともにパンを食べた経験のある者でなければ人生の味は分からない
○苦労するより苦労しない方がよいのだが、運悪くはまった場合は死ぬ気で戦う
○花伝書:観客席から演者自信の演技を見るように心を遣え(これを「性根」)
○クラウゼヴィッツ(独軍人):知力を持って真相を見通すとともに、勇気と自信をもって不確実性を征服
○君子の道は淡にして厭われず、簡にして文、温にして理。遠きの近きを知り、風の自るを知り、微の顕かなるを知れば、子に徳に入る可し
○君子の発言は簡明であって、その表現言語に人の心を捉える味わいがある。
○それに教養があるからがさつな物言いを避け、聞いていて気分が暖かみ落ち着く効果がある

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