おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の149ページ「機械化の促進」をみましたが、今日は152ページ「「林業経営の具体像」を提示」をみます。
林野庁は、平成23(2011)年に「森林・林業基本計画」の見直しを検討する中で、効率的かつ安定的な林業経営の主体が10年後に達成すべき目標を示すとともに、目標を達成した場合の施業地レベルでの収支改善モデルを「林業経営の具体像」として提示しています。
同モデルでは、林業経営の主体が達成すべき10年後の目標として、素材生産については、施業の集約化、路網整備の徹底、高性能林業機械の導入等により、間伐で「8~10m3/人日以上」、主伐で「11~13m3/人日以上」の達成等を目指すこととしています。
現状では、間伐・主伐ともに収支は赤字となっており、このままの状態で推移すると、林業経営を継続することが困難になる。
そこで、収支改善モデルでは、これらの目標を達成した際、間伐については補助金なしでも黒字に、主伐については主伐収入で造林・保育コストを十分賄えるようになり、林業経営を継続できる、とあります。
こういうモデルは実際に作業しないシンクタンクによる机上論なので、実際にはこの通り進めることは困難かもしれませんが、このモデルを信じてみよう!という前向きな姿勢から始めることが良いのではないでしょうか。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の149ページ「機械化の促進」をみましたが、今日は152ページ「「林業経営の具体像」を提示」をみます。
林野庁は、平成23(2011)年に「森林・林業基本計画」の見直しを検討する中で、効率的かつ安定的な林業経営の主体が10年後に達成すべき目標を示すとともに、目標を達成した場合の施業地レベルでの収支改善モデルを「林業経営の具体像」として提示しています。
同モデルでは、林業経営の主体が達成すべき10年後の目標として、素材生産については、施業の集約化、路網整備の徹底、高性能林業機械の導入等により、間伐で「8~10m3/人日以上」、主伐で「11~13m3/人日以上」の達成等を目指すこととしています。
現状では、間伐・主伐ともに収支は赤字となっており、このままの状態で推移すると、林業経営を継続することが困難になる。
そこで、収支改善モデルでは、これらの目標を達成した際、間伐については補助金なしでも黒字に、主伐については主伐収入で造林・保育コストを十分賄えるようになり、林業経営を継続できる、とあります。
こういうモデルは実際に作業しないシンクタンクによる机上論なので、実際にはこの通り進めることは困難かもしれませんが、このモデルを信じてみよう!という前向きな姿勢から始めることが良いのではないでしょうか。