おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の124ページ「林業産出額の動向」をみましたが、今日は124ページ「スギ・ヒノキの素材生産量・素材価格の推移」をみます。
スギの素材価格は、昭和55(1980)年の39,600円/m3をピークに下落傾向にあり、平成24(2012)年は11,400円/m3、ヒノキはスギと同様に、昭和55(1980)年の76,400円/m3をピークに、18,500円/m3となっていることが分かります。
他方、生産量についてみると、平成23(2011)年は、住宅需要が回復して製材用の生産量が増加したことにより、スギについては前年比7%増の965万m3、ヒノキについては前年比7%増の217万m3となっています。
通常、供給が増加することで価格が低下することは健全な状態ですが、現状では丸太の販売価格は117万円/haに対して、その経費は約231万円/haとのことです。
販売価格のアップとコストダウンにより採算性を持たせることが、林業における最大の課題ですね!
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の124ページ「林業産出額の動向」をみましたが、今日は124ページ「スギ・ヒノキの素材生産量・素材価格の推移」をみます。
スギの素材価格は、昭和55(1980)年の39,600円/m3をピークに下落傾向にあり、平成24(2012)年は11,400円/m3、ヒノキはスギと同様に、昭和55(1980)年の76,400円/m3をピークに、18,500円/m3となっていることが分かります。
他方、生産量についてみると、平成23(2011)年は、住宅需要が回復して製材用の生産量が増加したことにより、スギについては前年比7%増の965万m3、ヒノキについては前年比7%増の217万m3となっています。
通常、供給が増加することで価格が低下することは健全な状態ですが、現状では丸太の販売価格は117万円/haに対して、その経費は約231万円/haとのことです。
販売価格のアップとコストダウンにより採算性を持たせることが、林業における最大の課題ですね!