中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

所有と面積のねじれ状態!

2014年05月08日 05時22分21秒 | 平成24年度森林・林業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は「平成24年度森林・林業白書」124ページ「スギ・ヒノキの素材生産量・素材価格の推移」をみましたが、今日は127ページ「森林保有の現状」をみます。

「2010年世界農林業センサス」によると、保有山林面積が「10ha未満」の林家は、林家数の約9割を占めていますが、「10ha以上」の林家は、林家数の約1割を占めるにすぎないものの、全体の約6割に当たる301万haを占めていることが分かります。

また、保有山林面積が「10ha未満」の林業経営体は、林業経営体数の約6割を占めていますが、「100ha以上」の林業経営体は、林業経営体の数の3%にすぎないものの、全体の約7割に当たる356万haを占めていることが分かります。

全国の森林面積のうち、「私有林」が6割、「国有林」が3割、「公有林」が1割となっており、「私有林」は、林業生産活動に主要な役割を果たしています。

しかしながら、この所有と面積のねじれが林業経営の意思決定の難しさに繋がっていると読まなくてはならないようですね!

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