おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の118ページ「森林認証の取組」をみましたが、今日は120ページ「主要国における認証森林面積とその割合」をみます。
主要国における認証森林面積とその割合をみると、フィンランドスウェーデンをはじめとする欧州や北米の国々に比べて、日本は数%程度にとどまっており、低位にあることが分かります。
この理由について白書は、森林所有者にとって、認証を取得する際のコストが負担になることや、消費者の森林認証制度に対する認知度が比較的低く、認証材の選択的な消費につながってこなかったことによると考えられる、とあります。
また、認証材は、外見は非認証材と区別がつかないことから、両者が混合しないよう、加工・流通過程において、その他の木材と分別して管理する必要がある、ともあります。
各工場における木材・木材製品の分別管理体制を審査・承認する制度は、日本にもあるようですが、認証材という言葉そのものを全く聞いたことがないので、これを浸透させるには知恵が必要になりますね。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の118ページ「森林認証の取組」をみましたが、今日は120ページ「主要国における認証森林面積とその割合」をみます。
主要国における認証森林面積とその割合をみると、フィンランドスウェーデンをはじめとする欧州や北米の国々に比べて、日本は数%程度にとどまっており、低位にあることが分かります。
この理由について白書は、森林所有者にとって、認証を取得する際のコストが負担になることや、消費者の森林認証制度に対する認知度が比較的低く、認証材の選択的な消費につながってこなかったことによると考えられる、とあります。
また、認証材は、外見は非認証材と区別がつかないことから、両者が混合しないよう、加工・流通過程において、その他の木材と分別して管理する必要がある、ともあります。
各工場における木材・木材製品の分別管理体制を審査・承認する制度は、日本にもあるようですが、認証材という言葉そのものを全く聞いたことがないので、これを浸透させるには知恵が必要になりますね。