おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「環境変化に対応してきた我が国ものづくり産業」をみましたが、今日は「G7と新興国における各所得層の世帯数の推移」をみます。

この図は、1990年から10年ごとに先進国と新興国27ヶ国の各所得層の世帯数を推移にしたものです。
特に右の<新興国27>をみると、現状(2010年)【上から3番目のピンク棒】には低所得層(5,000ド
ル未満)と中間層(5,000~35,000ドル未満)が半分くらいですが、2020年【最下の青棒】になると、そのほとんどが中間層になることが分かります。
さらに2020年には新興国27における富裕層(35,000ドル以上)の数は現在の先進国のそれと同等であることも読み取れます。
このように新興国においては低所得層から中間層へ、中間層から富裕層へシフトが顕著であることから、現在、日本のものづくりはアジアの安価品に押されていますが、今後は彼らのニーズが高級志向へとシフトすることから大きな機会となる可能性を感じますね!
昨日は「環境変化に対応してきた我が国ものづくり産業」をみましたが、今日は「G7と新興国における各所得層の世帯数の推移」をみます。

この図は、1990年から10年ごとに先進国と新興国27ヶ国の各所得層の世帯数を推移にしたものです。
特に右の<新興国27>をみると、現状(2010年)【上から3番目のピンク棒】には低所得層(5,000ド
ル未満)と中間層(5,000~35,000ドル未満)が半分くらいですが、2020年【最下の青棒】になると、そのほとんどが中間層になることが分かります。
さらに2020年には新興国27における富裕層(35,000ドル以上)の数は現在の先進国のそれと同等であることも読み取れます。
このように新興国においては低所得層から中間層へ、中間層から富裕層へシフトが顕著であることから、現在、日本のものづくりはアジアの安価品に押されていますが、今後は彼らのニーズが高級志向へとシフトすることから大きな機会となる可能性を感じますね!