おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の165ページ「図 135-14 サイバーセキュリティ対策の実施状況」を読みましたが、今日は165ページ「図 135-16 サイバーセキュリティ対策を実施する際の障害」を見ます。
下図からサイバーセキュリティ対策を実施する際の障害について見ると、「社内にサイバーセキュリティ対策を行える人材がいない」、「大きなコストがかかり投資が困難」の順で割合が大きく、何をするかや誰に相談するかという課題よりは、経営資源面(人材・投資)が課題として大きく認識されている傾向にあることが分かります。
一方、4分の1の企業は「特に障害はない」と回答している(図 135-16)。なお、規模別では、中小企業では人材不足、大企業では対策を講じるための投資がネックとなる傾向にあることがうかがえます(図135-17)。
この結果について白書は、いずれにしても、企業規模を問わず、サイバーセキュリティ対策を理解し実現できる人材の確保に向けた取組や対策導入に向けて費用対効果を勘案した投資判断が今後は鍵を握る、とあります。
人材と投資が制約条件になるのは情報化に限らず、すべてのことと思いますが、ここに我々支援者の知恵と工夫の存在意義があるのでしょうね。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の165ページ「図 135-14 サイバーセキュリティ対策の実施状況」を読みましたが、今日は165ページ「図 135-16 サイバーセキュリティ対策を実施する際の障害」を見ます。
下図からサイバーセキュリティ対策を実施する際の障害について見ると、「社内にサイバーセキュリティ対策を行える人材がいない」、「大きなコストがかかり投資が困難」の順で割合が大きく、何をするかや誰に相談するかという課題よりは、経営資源面(人材・投資)が課題として大きく認識されている傾向にあることが分かります。
一方、4分の1の企業は「特に障害はない」と回答している(図 135-16)。なお、規模別では、中小企業では人材不足、大企業では対策を講じるための投資がネックとなる傾向にあることがうかがえます(図135-17)。
この結果について白書は、いずれにしても、企業規模を問わず、サイバーセキュリティ対策を理解し実現できる人材の確保に向けた取組や対策導入に向けて費用対効果を勘案した投資判断が今後は鍵を握る、とあります。
人材と投資が制約条件になるのは情報化に限らず、すべてのことと思いますが、ここに我々支援者の知恵と工夫の存在意義があるのでしょうね。