中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

外国人観光客の動きを業種業態から探る!!

2018年12月05日 05時32分55秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」62ページ「図表Ⅱ-2 国籍・地域別の訪日外国人旅行消費額の推移」をみましたが、今日は64ページ「図表Ⅱ-3 業種別、業態別の売上高に占める訪日外国人旅行者のシェアの変化①」をみます。

下図について白書は、外国人延べ宿泊者数は2012年(平成24年)の2,631万人泊から2017年(平成29年)には7,800万人泊(速報値)と約3倍となっている。延べ宿泊者数全体に占める外国人延べ宿泊者数のシェアは、2012年(平成24年)の6.0%から2017年(平成29年)には15.7%に拡大している。宿泊業の売上全体に占める訪日外国人旅行者の割合を試算すると、2013年(平成25年)の7.6%から2017年(平成29年)には17.3%となり、9.7%ポイント程度拡大している、とあります。

この図の細かい説明は割愛しますが、要するに、飲食業、鉄道業、道路旅客運送業に比べて宿泊業者の外国人のシェアは高い。しかしながら、主要旅行業者の旅行取扱額のうち、外国人旅行の割合は、2016年度(平成28年度)には3.6%に止まっている。

つまり、外国人旅行者は大手旅行業者にプランを任せるのではなく、事前にネット等で調べて、自分で移動手段や食事先、そして宿泊先を検索している姿が読み取れるようにこの図から感じ取れます。興味深いデータですね。業種業態の分析は続くので読み進んでいきます!!

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