中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

稼げる企業、経営者は何を考えている??

2017年03月23日 04時31分22秒 | 中小企業白書(2016年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2016年版)394ページ「第 2-6-4 図 自己資本比率の分布」をみましたが、今日は395ページ「第 2-6-5 図 経常利益率、自己資本比率に基づいた中小企業の分類」をみます。

下図について白書は、経常利益率と自己資本比率の二つの指標をもとに考察すると、稼げる企業は、安定的に稼げている企業であるため、経常利益率及び自己資本比率が共に高い数値であることが考えられる、とあります。

このように、稼げる企業を経常利益率および自己資本比率が高い企業と定義すると、自己資本比率が高く経常利益率が低い企業は、現状は稼げる企業ほど収益力は高くないものの、今後成長するために、資金調達に向けた安定性がある企業といえる。

そこで、本項の分析では、大企業の平均の経常利益率と自己資本比率を基準として用いることで、中小企業を四つに分類することとしたい、とあります。

これを踏まえ、上図について白書は、稼げる企業は①に位置する企業であり、潜在的成長可能性の高い企業は②や③に位置する企業であるということができる。

本項においては、第 2-6-5図に示す四つの分類に基づき、それぞれに位置する企業の財務的な特徴や経営者の考え方の違い等を分析していく。

なお、以降では特に断りがない限り、①の企業を「稼げる企業」、②の企業を「経常利益率の高い企業」、③の企業を「自己資本比率の高い企業」、そして、④の企業を「その他の企業」と定義し、分析を進めることとする!

経営者と話をしていると、稼げる企業の経営者の考え方は、何となく特徴があるような気がしますが、うまく言えないので、面白そうですね。読み進んでいきましょう!

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