おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の310ページ「第 2-5-37 図 成長のための課題解決に必要な資金の調達先」をみましたが、今日は311ページ「第 2-5-38 図 自社の経営課題についての金融機関の理解度」をみます。
下図から企業の経営課題について、どの程度金融機関が理解しているかについて、企業側の視点より見て見ると、金融機関が自社の経営課題を「十分に把握している」と回答している企業は1割程度にとどまっていることが分かります。
この結果について白書は、「ある程度把握している」までを含めれば、5~6割の企業が経営課題を金融機関に理解されていると感じている。
「ほとんど把握していない」、「把握していない」と回答している企業の割合は、起業段階と衰退段階の企業が高くなっている。
このような企業の成長の段階に応じた経営課題への理解度の違いは、企業と金融機関との日常の中での接点の度合いや情報交換の内容等によって生まれてくると考えられる、とあります。
私は現場では金融機関の担当者と会うことはあるのですが、自社では全く関わりがないので、この結果を見ても感覚がつかみづらいというのが本音です。
ですが、資金調達を金融機関に頼るのであれば、日頃の密なコミュニケーションが重要ということが読み取れますね!
昨日は中小企業白書(2016年版)の310ページ「第 2-5-37 図 成長のための課題解決に必要な資金の調達先」をみましたが、今日は311ページ「第 2-5-38 図 自社の経営課題についての金融機関の理解度」をみます。
下図から企業の経営課題について、どの程度金融機関が理解しているかについて、企業側の視点より見て見ると、金融機関が自社の経営課題を「十分に把握している」と回答している企業は1割程度にとどまっていることが分かります。
この結果について白書は、「ある程度把握している」までを含めれば、5~6割の企業が経営課題を金融機関に理解されていると感じている。
「ほとんど把握していない」、「把握していない」と回答している企業の割合は、起業段階と衰退段階の企業が高くなっている。
このような企業の成長の段階に応じた経営課題への理解度の違いは、企業と金融機関との日常の中での接点の度合いや情報交換の内容等によって生まれてくると考えられる、とあります。
私は現場では金融機関の担当者と会うことはあるのですが、自社では全く関わりがないので、この結果を見ても感覚がつかみづらいというのが本音です。
ですが、資金調達を金融機関に頼るのであれば、日頃の密なコミュニケーションが重要ということが読み取れますね!