おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の298ページ「第 2-5-24 図 信用保証利用者の数と割合の推移」をみましたが、今日は299ページ「第 2-5-25 図 信用保証残高と信用保証貸出比率の推移」をみます。
下図から信用保証の残高の推移と、中小企業貸出に占める割合を見ていくと、1990年代末に発生した金融システム不安に対する緊急保証制度の導入もあり、1990年代末には信用保証残高は大きく増加し、信用保証貸出比率も同様に大きく上昇していることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/42/d31425de0670828672ba489b565a0863.png)
その後2000年代に緩やかに低下していますが、リーマン・ショックを契機に再び上昇しています。
また足下では景気拡張局面の影響もあり、信用保証残高は1990年代半ばの水準まで減少し、2014年度末の信用保証残高は27.7兆円となっています。
昨日と同様、信用保証協会の利用が縮小していることを裏付けるデータです。
この結果について、白書のコメントはありませんが、中小企業にとって、今が資金調達のタイミングと読むべきなのでしょうか。
もう少し読んでみましょう!
昨日は中小企業白書(2016年版)の298ページ「第 2-5-24 図 信用保証利用者の数と割合の推移」をみましたが、今日は299ページ「第 2-5-25 図 信用保証残高と信用保証貸出比率の推移」をみます。
下図から信用保証の残高の推移と、中小企業貸出に占める割合を見ていくと、1990年代末に発生した金融システム不安に対する緊急保証制度の導入もあり、1990年代末には信用保証残高は大きく増加し、信用保証貸出比率も同様に大きく上昇していることが分かります。
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その後2000年代に緩やかに低下していますが、リーマン・ショックを契機に再び上昇しています。
また足下では景気拡張局面の影響もあり、信用保証残高は1990年代半ばの水準まで減少し、2014年度末の信用保証残高は27.7兆円となっています。
昨日と同様、信用保証協会の利用が縮小していることを裏付けるデータです。
この結果について、白書のコメントはありませんが、中小企業にとって、今が資金調達のタイミングと読むべきなのでしょうか。
もう少し読んでみましょう!