今年も西海区水産研究所の一般公開がありました。今回は仕事(ツアー)の関係でオイラには珍しく午前中から行きましたが、既にいっぱい来ていて駐車場は奥です。そして今年も元気に生きていた、お馴染みのニシキエビ君。覗くとやはりギザギザの触覚でバシッ!と馬鹿な人間を弾こうとします。今回も犠牲者が出るはず(笑)。ちなみに大きさは男の人の太ももくらいあります。
タッチプールではタイマイの子や色んな生き物も触れて子供も大人もキャ~キャ~言ってます。大きなタイマイもいて「こんな大きいタイマイは始めて見たっ!」と言ったら係りの人も「そうなんですよ!」って嬉しそうです。
今回何よりの成果は、ヤシガニの脱皮や抱卵の画像、そして去年生態数調査をしていたレポートが出来上がりまもなく発表されるとともに県や市に最低でも禁猟サイズや禁漁期間を決めては?など提言して行くそうです。出来れば天然記念物に指定するように進めて欲しいのですがどうなるでしょう? ただお話を聞いた方も「このままでは本当に絶滅する」と言う危機感をお持ちの方だったので安心しました。今まで訴えて来た事が大きく動き出します。
昆虫の密猟者逮捕に始まり八重山の生き物にとって、チョッとずつ良い方向に進んでいます。あともう一つ個人的に気になっている事があるのですが、それはまたの機会に・・・。
見れば見るほど、脚などクモそっくりですね!エビ・カニ類とクモが仲間だというのもうなずけます。ところで、日本では大きいほど大味だと言われますが、このニシキエビ君(ちゃん?)はかなり巨大ではありますが、果たして美味しいのでしょうか?あっ、別に取って食べようって言うんじゃありません、単なる興味です。
ニシキエビとかはこれが普通サイズで、確かにお店で売っている物に比べればかなりデカイですが、おじいちゃん漁師に言わせると「昔はみんなこんなサイズだった」との事ですから、やっぱりもともと美味いんじゃないでしょうか?
大きさよりも獲った場所や、美味しい獲物を沢山食べた奴は美味いはず(笑)。オイラが昔、内地で密猟?してた頃、昆布が多い場所のサザエやアワビはそりゃぁもう、美味かったですよ!