リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

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まだ知らない石垣島1

2024年04月05日 | 何でも

石垣島に住んで20年以上になりますが自然に身をゆだね入り込んでくと、未だ地形図や空撮画像では読み取れないとんでもない場所や素晴らしい光景に出くわす事があります。その昔、石垣島の標高約120mより低地では一度は海中に沈み、今は土があって樹々が生えた森や山になっていても、全てではないですがその地面の下には当時のサンゴなどが作りあげた琉球石灰岩が残っていたりします。画像の場所も一見緩やかな牧草地ですが、こんな平坦に見える場所でも長い年月の末形成された自然は複雑で、特に石灰岩は雨や地下水で溶けるので複雑な地形になっている事があり、なかには木や草で隠れ見えない穴が「ポッカリ」口を開けている事だってあるんです。

ここではありませんが「あの森に入った後、帰って来ない」、という言い伝えがある場所が島の北東部にあります。オイラもだいぶ前に行った事がありますが、行く前からその伝説は聞いていたので、慎重にビクビクしながら進入しました。目を凝らし良く見ると、まず気付いたのが枯葉の下から除くその地面は石灰岩でした。奥に行くにしたがい小さい穴や陥没が所々にあり、もし地面の下に大きな空間(洞窟)があり、薄い天井ギリギリで保っていたとしたら、踏みつけた瞬間簡単に割れ陥落するでしょう。一人で来ていてケガなどで上がれなくなればもう終わりです。昔はもちろん携帯電話なんてないし、そもそも穴の中で携帯が通じるのか。叫んだところで余程運が良くなければ人が来るような場所でもないし。「帰って来ない森」という言い伝えが残ったのも、過去にそういう事故があったのかも知れません。
余談ですがオイラはこの森でネコの頭骨を見つけた事があります。もしかしたらかつて石垣島にもいたヤマネコ?と思ったんですがそのまま置いて来てしまいました。持って帰れば良かった!

話を戻します。この時も海岸段丘に沿って歩いていると突然の崖が! ガンガン歩いていたところに突然出て来たので危うく落ちるところでした。

覗き込んで見ると高低差10m位はあるでしょうか。水が流れているのか目を凝らして見たんですが分かりません。考えていても仕方ないので降りる方法を考えます。まずこの場所からだとロープを使って降りるしかないな。けど、この時は持って来てないので出直して来るのも面倒臭いし。どこか勾配が緩やかな場所を探すしかない!

崖に沿って下流側に歩いてくと、意外と簡単にありました(笑)。何とか底まで降り、目に跳び込んで来たのは、、、!

谷底から見たその光景は未知のジャングルに入り込んだようです!


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