トークンエコノミー
従来は目に見えない「概念」の価値を可視化することができる。
これまでは、
影響力、信用、好意のような感情
時間、サービスの機能、デジタルコンテンツ、文字などの社会的な概念
は、
売り上げや利益に変わったタイミングで初めて価値を認識することができた。売買したり、市場に流通させることは困難でした。
こう言ったあいまいな概念もトークンを活用すれば、好きに紐づけて流通させることで価値を可視化することができる。
シェアリングエコノミー、トークンエコノミーが進化すると、
中央の管理者が不在で自動的に回り、拡大し続ける有機的なシステムとして存在するようになる。
今後10年は、
自動化と分散化の2つが混ざって「自立分散」という流れになる。
自律分散とは、自然の構造に近いルールである。
つまり、社会に普及しやすいと考えられる。
1億円の貯金があることは価値だが、
100万人のフォロワーがいることも価値になった。
ものや土地を前提に作られてた現代の財務諸表では、企業や事業の価値を正しく評価できなくなりつつある。
フェイスブックの最大の価値がユーザーのデータのように。
これまでは、これらの価値をお金に換えていないだけだった。
資本主義から価値主義へ
資本主義で一番大事なことは資本を最大化すること、つまりお金を増やすことだった。
価値には、興奮・好意・羨望・共感・信用・信頼・愛情・注目・興味・関心・感謝・社会的持続性などがある。
あらゆる価値を最大化しておけば、その価値をいつでもお金に変換することができるし、お金以外のものにも交換することができる。
デジタルネイティブ
から、
トークンネイティブ
トークンネイティブの世代は、
生まれた瞬間から、ビットコインやブロックチェーンに当たり前に触れて使いこなすことができ、今の私たちとは全く違う視点でお金や経済のことをとらえている。
では、どう生きるか?
資本主義経済では、儲かることが優先された。
価値主義経済では、情熱を傾けられることが優先される。
この先は、
「自分の価値を高めておけば何とでもなある」世界が実現しつつある。
個人の価値さえ高めておけば、それをお金やお金以外のものに変換することができる。
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