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「21世紀の国富論」原丈人

2008年09月08日 | 読書は心のお風呂


衝撃的な男に出会いました。衝撃的な本に出会いました。

8月のテレビでたった10分だけ特集された原丈人(はらじょうじ)さん。
あまりの衝撃で、書籍を買いに本屋に行ったが、完売。ネットでも手に入らない。

なんとか東京から取り寄せてもらって読破。
読んで感動。
この衝撃は、藤原正彦さんの「国家の品格」を読んだ時に匹敵する。

コンピューターの次に来るものを提唱している。
今のコンピューターの何が問題なのか?
現代人がうすうす感づいてるコンピューターが進化しても、現代人の生活は幸せになっていない。
その原因を分りやすく解説してあり、それを克服するための具体的な技術についても紹介してある。

「企業は株主のもの」という考えが行き過ぎた末に数字のマジックに踊らされる現代人。

原さんは、ベンチャーキャピタリストだが、決して金儲けをしたいのではない。その根幹には「人間が幸せになる」ことが一番の目的だという考えがある。

世界中を幸せに、貧困のない豊かな世界を実現するには、日本の力がカギを握るといわれている。
そのための具体的な策も提案されている。


世の中の仕組みが根本から変わるという難しい話を分りやすく伝えてくれる。

この本を10年後20年後30年後に読み返してみたい。この本に書いてある社会になっているのだろうか?

最後の「おわりに」を読んでも感動。
間違いなく2008年のベストブックになることでしょう。

キーワードは、「パーベイシブ・ユビキタス・コミュニケーションズ」


原丈人の挑戦「報道2001」2008年8月17日放送