日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

外国人にいうて欲しくないわ

2007-08-06 14:48:11 | Weblog
日曜の朝、「報道2001」をみながら朝食をとることが多い。以前は竹村健一さんが司会をしていたと思うが、今は黒岩祐治さんが司会をして、竹村さんはご意見番よろしく一歩身を引いての登場である。竹村さんの着眼点とか発想が私の感性ともよく合うので、今でも寝坊をしない限りは楽しみながらみている。ところがいつもながら妻のつっこみが耳元でうるさい。

昨日(8月5日)も日本語が達者なコロンビア大学教授が登場して、安倍首相がどうとかこうとか、日本の政情にコメントしていた。と、なにかカツンときたのか、「外国人にいうて欲しくないわ」と妻は叫んでいる。そしてとばっちりが女性キャスターに及んだ。私が「あの女性キャスター、新しい人に替わったね」と云ったばかりに「あの寝ぼけ顔」と返ってきた(女性キャスターさん、ごめんなさい)。「口が悪い」とか一言でも口を挟むと、「お母さんに仕込まれた」と三十数年間、私が単身赴任で家にいない間も同居した私の母を持ち出すので始末に負えない。

ところが「外国人に云うて欲しくないわ」と私も心から思うのが、米下院本会議の従軍慰安婦問題で日本政府に謝罪を求める決議である。私は3月5日のエントリー「米国下院で従軍慰安婦問題がなぜ今頃?」で《アメリカ下院が何を決議しようと無視すればいいのである》との意見をその理由と共に述べた。米下院本会議での議決にいたるまで、日本政府も何かと米国に働きかけ、また有志がアメリカの新聞に意見広告を出したりしたが、決議を止めさせるには至らず、結局何の効力も発揮しなかった。何もせずに無視しておればよかったのである。

米下院での決議後、どのような手続きがわが国に対して取られたのだろうか。米下院議長から日本国政府に謝罪を求める公文書でも届いたのだろうか。わが国の政府がどうしても何かを云いたいのなら、その時点で反応すればよかったのである。もちろん受け取りを拒絶してもよかった。この辺りの事情などをマスメディアに伝えて欲しいものである。


朝青龍の病状?をペラペラ喋る変な精神科医

2007-08-06 09:00:53 | Weblog
朝青龍を診察したといわれる精神科医が、マスメディアの取材陣に朝青龍の状況を、診断名らしきことまで口に出してペラペラ喋っている。まさに個人情報の漏洩ではないか。私ならこんな口の軽い医者に診て貰う気がしない。ましてや医師には刑法により「正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密を漏らしたときは、六月以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する」と厳しい規制がかけられている。

精神科医がこのことを知らないはずはあるまい。その上での発言とすると「正当な理由」があるのかな、と考えざるを得ない。一つ考えられるのは朝青龍がその発言を是認というか、朝青龍が望んで医師に喋らせたという可能性である。どのような状況なのか、それをマスメディアに伝えて欲しいものである。

それにしてもマスメディアの前で口の軽すぎるこの精神科医がちょっと気になる。