今日は妻のアッシー君で出かけたついでに近所のヤマダ電機に足を向けた。エアコンの下見である。平日の昼間とあって人はまばら、エアコンの売り場でと見こう見していると店員が近づいてきたのでいろいろと説明してもらった。私は加湿機能のあるD社の製品を見たかったがここでは取り扱っていない。しかし説明を聞いているうちに、加湿機能が必要なら専用の装置を買えばいいような気になってきた。そして店員は私が今まで気にもとめなかったF社の製品を勧める。表示価格は同等品に比べて必ずしも安くないが、なかなかの勧め上手なのでこれでもいいなと思うようになった。店員が出してきた値段は表示価格よりもかなり安く、取り付け工事費と現在使用中のエアコンの取り外しも無料なので私は妥当かなと思った。出直すのも面倒なので決めかけたが、妻が待ったをかけた。もっと安くならないの、とお決まりの口出しである。
掛け値なしの最終価格だと店員は頑張っていたが、妻を納得させたら買って貰えると思ったのか、いったん奥に引っ込み出てきてはこれでどうですかと電卓の数字を見せる。ただこの価格にするには前橋の本社の了解を取らないといけないので、それでよければ手続きを進めるがと云う。つい頷いてしまった。私は本社の了解なんて話に勿体をつけているだけだろうと思ったが、だんだんと本当かと思うようになってきた。レジで実際に本社に電話をかけている。ところがそれがなかなか繋がらない。2、3分で済みますと云っていたのがなんと30分近くなってもまだ繋がらない。店員の説明によると、この価格にするには本社から暗証番号を貰わないとレジを操作できないとのことである。私は気が長い方ではあるが店員の方が気を遣って、いつになったら電話が繋がるのか分からないから暗証番号が取れたら電話で連絡するので、改めて出直していただけないかと申し出た。そこまで義理をたてることもないのであるが、なるほど、ギリギリまで値引きはどうも本当らしいと思い家に帰った。
夜、電話がかかってきたときは私は入浴中だったので、1時間ほどして電話をするとのことだった。いつものようにNHKのニュースを見ながら食事を始めたところ、あまりにもタイミング良く?ヤマダ電機の文字が大きく画面に飛び出た。大手量販店の優越的地位を乱用して納入業者から延べ約16万6000人を派遣させ、店の新装、改装オープンの際、商品の陳列や補充、接客などで人件費を一切払わなかったことに対して、再発防止策を講じるよう公正取引委員会が排除措置命令を出したというのである。
そう云えばヤマダ電機の店内のビラには、私の考えている大きさのエアコンの売れ筋として一位がN社、二位がT社、そしてF社は三位と書かれているのに、あの店員は一生懸命にF社の製品を勧めたから、ひょっとしてF社筋の派遣店員だったのかも知れないと思った。食事中に改めて電話がかかってきたときに、F社の派遣員さん?と早速確かめるつもりだったのに、いざとなると聞くのをころりと忘れてしまった。
家でヨドバシでの値段を調べてみるとエアコン本体に工事費などを合わせた総額はヤマダ電機より少しは安い。ただこれはヨドバシののポイント分を値引きとして計算するからであって、実際に支払う金額はヨドバシの方が多い。エアコン本体価格が高いだけにたとえば18%のポイント分でも結構大きな金額になる。最近は私もあまりヨドバシで買いものをしないので、ポイントの利用価値は以前ほどではなくなった。しかし、ヤマダ電機のやり方を聞いたばっかりに、ここに決めるのもどうも釈然としない。どうしたものだろう。
掛け値なしの最終価格だと店員は頑張っていたが、妻を納得させたら買って貰えると思ったのか、いったん奥に引っ込み出てきてはこれでどうですかと電卓の数字を見せる。ただこの価格にするには前橋の本社の了解を取らないといけないので、それでよければ手続きを進めるがと云う。つい頷いてしまった。私は本社の了解なんて話に勿体をつけているだけだろうと思ったが、だんだんと本当かと思うようになってきた。レジで実際に本社に電話をかけている。ところがそれがなかなか繋がらない。2、3分で済みますと云っていたのがなんと30分近くなってもまだ繋がらない。店員の説明によると、この価格にするには本社から暗証番号を貰わないとレジを操作できないとのことである。私は気が長い方ではあるが店員の方が気を遣って、いつになったら電話が繋がるのか分からないから暗証番号が取れたら電話で連絡するので、改めて出直していただけないかと申し出た。そこまで義理をたてることもないのであるが、なるほど、ギリギリまで値引きはどうも本当らしいと思い家に帰った。
夜、電話がかかってきたときは私は入浴中だったので、1時間ほどして電話をするとのことだった。いつものようにNHKのニュースを見ながら食事を始めたところ、あまりにもタイミング良く?ヤマダ電機の文字が大きく画面に飛び出た。大手量販店の優越的地位を乱用して納入業者から延べ約16万6000人を派遣させ、店の新装、改装オープンの際、商品の陳列や補充、接客などで人件費を一切払わなかったことに対して、再発防止策を講じるよう公正取引委員会が排除措置命令を出したというのである。
そう云えばヤマダ電機の店内のビラには、私の考えている大きさのエアコンの売れ筋として一位がN社、二位がT社、そしてF社は三位と書かれているのに、あの店員は一生懸命にF社の製品を勧めたから、ひょっとしてF社筋の派遣店員だったのかも知れないと思った。食事中に改めて電話がかかってきたときに、F社の派遣員さん?と早速確かめるつもりだったのに、いざとなると聞くのをころりと忘れてしまった。
家でヨドバシでの値段を調べてみるとエアコン本体に工事費などを合わせた総額はヤマダ電機より少しは安い。ただこれはヨドバシののポイント分を値引きとして計算するからであって、実際に支払う金額はヨドバシの方が多い。エアコン本体価格が高いだけにたとえば18%のポイント分でも結構大きな金額になる。最近は私もあまりヨドバシで買いものをしないので、ポイントの利用価値は以前ほどではなくなった。しかし、ヤマダ電機のやり方を聞いたばっかりに、ここに決めるのもどうも釈然としない。どうしたものだろう。