ブログ書きをはじめて5年余りになり今や私の生活の一部に定着してしまったが、ものを書くことがこれほど長い間続いていることは、かって日記すらまともにつけたことがなく不精者を自認する私にとっては驚天動地の出来事なのである。しかし続いているからにはそれなりの理由が考えられる。一つは隠居になって気の合う仲間とおしゃべりを楽しむ機会が減ったものだから、その代わりになっているのだと思う。それと、何かを思いついた時に気の向くまま書くようにしているのが良いのだと思う。もし毎日書くことを義務づけたりしていたら、とっくの昔に挫折していたことだろう。「今昔あれこれ思い出の記」を書き残しておこうという気持ちは最初からあったのでブログタイトルの説明にもそう記したが、それよりも日々の出来事にあれこれ反応することが多くて思い出の記にはなかなか入れない。しかし記憶もかなり薄らいできているので来年はもう少し力を入れようと思うが、それも少し意識する程度にしておこう。このようにまったく自分勝手に書き連ねている雑文のサイトにお立ち寄り下さる方のおられることが嬉しい。たとえ応答がなくても、来ていただくと言葉が伝わっていくように感じるのである。
今朝も面白いことがあった。このgooブログにはアクセス解析の機能があって、過去2週間の閲覧数、訪問者数のデータなどに加えて次のようなコメント欄がある。
あれっと思ったのは昨日(30日)1番閲覧数が多かった閲覧元URLとして挙げられているのが「http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091230/pl...」なのである。よくみると産経ニュースのホームページでしかも「politics」というからには政治欄である。そこから私のブログにアクセスがあったとは一体どういうことなのか、というわけで閲覧元URLのところをクリックして、さらに一番上のURLをクリックすると『【正論】東洋学園大学准教授・櫻田淳 「臣」の作法は忘れ去られたか』のタイトルで始まる記事が現れ、次のようなくだりがあった。
この「臣・茂」の部分にカーソルを当てると、「Bing」による「臣・茂」のつぎのような検索結果の一部が出てくる。この最初に出てくるのが私のブログ記事なのである。おそらくこのような経路で産経ニュースから私のブログにアクセスがあったのだろう。
以前にiPhone 3GSで産経新聞をただ読みで「反民主党政権色がかなり強いような気がした」と述べたが、その実、産経新聞にはかなり右よりの記事が多い。間接的であれこのような形でつながりが出来るとは、元軍国少年も三つ子の魂なんとかで、未だに筋金入りなのだろうか。
それはともかく、Google、Yahoo、Bingなどの検索マシーンで上位に出てくる記事が人目に触れる機会が多いのは当然で、gooブログでも閲覧元URLのほとんどが検索結果のページなのである。有難いことに私のブログ記事はそのタイトルもしくはタイトルに出てくる言葉で検索すると5位以内に入っていることが多い。閲覧元URLで示すと、最近の記事でたとえば「民主 連立 なぜ」のGoogle検索では218万件の2位に出てくるし、「歌うのは楽しい」などは419万件のトップに出てくる(検索データは12月31日現在、以下同じ)。歌うことを世界に広めているような気になって嬉しくなってしまう。
そう言えば私の好きな韓国の歌「同心草」も98万1千件のトップに出てくる。
ほかにも最近の記事で言えば「トマたまうどん」が4万8千件の1位、「"科学者も人の子"」が2万1千件の1位となかなか調子がいい。しかし驚かされたのは「大ビル」の検索結果で、なんと3360万件のトップに出てくるのでこれには恐れ入った。「大ビル」なんてキーワードは検索としては最も雑なものだから、「大」も「ビル」も猫も杓子も引っかかって来るから検索件数がかくも大きくなるのは頷けらるがそれにしてもそのトップとは、である。
ちなみに「日々是好日」は98万2千件の第5位であった。
こんなお遊びをしている間に外はすっかり暗くなった。あと余すところ5時間足らず、来年も気楽にブログ書きを楽しみたいと思う。一年間のお付き合いに感謝し、またのお立ち寄りをお待ちする次第である。ではどうかよい新年をお迎えください。
今朝も面白いことがあった。このgooブログにはアクセス解析の機能があって、過去2週間の閲覧数、訪問者数のデータなどに加えて次のようなコメント欄がある。
あれっと思ったのは昨日(30日)1番閲覧数が多かった閲覧元URLとして挙げられているのが「http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091230/pl...」なのである。よくみると産経ニュースのホームページでしかも「politics」というからには政治欄である。そこから私のブログにアクセスがあったとは一体どういうことなのか、というわけで閲覧元URLのところをクリックして、さらに一番上のURLをクリックすると『【正論】東洋学園大学准教授・櫻田淳 「臣」の作法は忘れ去られたか』のタイトルで始まる記事が現れ、次のようなくだりがあった。
≪憲法理解の不十分な小沢氏≫
天皇を「国家と国民統合の象徴」と位置付けた現行憲法典の下でも、そうした「立憲君主国家」としての流儀は受け継がれていた。たとえば、現行憲法典制定時の宰相であった吉田茂は、自ら「臣・茂」と称し、最晩年に至って宮中から鳩杖を下賜(かし)された。鳩杖の下賜は、古来、老齢の功臣に与えられた最高の栄誉であった。そして、吉田の直系の弟子であった佐藤栄作も、師と同様に自ら「臣・栄作」と呼んでいた。吉田も佐藤も、戦後の宰相としては最も長い執政期間を刻んだけれども、その宰相としての「権勢」が、「筆頭の臣」(Prime Minister)として「君」に仕えるためのものに過ぎないことを充分(じゅうぶん)に心得ていたのである。
天皇を「国家と国民統合の象徴」と位置付けた現行憲法典の下でも、そうした「立憲君主国家」としての流儀は受け継がれていた。たとえば、現行憲法典制定時の宰相であった吉田茂は、自ら「臣・茂」と称し、最晩年に至って宮中から鳩杖を下賜(かし)された。鳩杖の下賜は、古来、老齢の功臣に与えられた最高の栄誉であった。そして、吉田の直系の弟子であった佐藤栄作も、師と同様に自ら「臣・栄作」と呼んでいた。吉田も佐藤も、戦後の宰相としては最も長い執政期間を刻んだけれども、その宰相としての「権勢」が、「筆頭の臣」(Prime Minister)として「君」に仕えるためのものに過ぎないことを充分(じゅうぶん)に心得ていたのである。
(産経ニュース 2009.12.30 02:26)
この「臣・茂」の部分にカーソルを当てると、「Bing」による「臣・茂」のつぎのような検索結果の一部が出てくる。この最初に出てくるのが私のブログ記事なのである。おそらくこのような経路で産経ニュースから私のブログにアクセスがあったのだろう。
以前にiPhone 3GSで産経新聞をただ読みで「反民主党政権色がかなり強いような気がした」と述べたが、その実、産経新聞にはかなり右よりの記事が多い。間接的であれこのような形でつながりが出来るとは、元軍国少年も三つ子の魂なんとかで、未だに筋金入りなのだろうか。
それはともかく、Google、Yahoo、Bingなどの検索マシーンで上位に出てくる記事が人目に触れる機会が多いのは当然で、gooブログでも閲覧元URLのほとんどが検索結果のページなのである。有難いことに私のブログ記事はそのタイトルもしくはタイトルに出てくる言葉で検索すると5位以内に入っていることが多い。閲覧元URLで示すと、最近の記事でたとえば「民主 連立 なぜ」のGoogle検索では218万件の2位に出てくるし、「歌うのは楽しい」などは419万件のトップに出てくる(検索データは12月31日現在、以下同じ)。歌うことを世界に広めているような気になって嬉しくなってしまう。
そう言えば私の好きな韓国の歌「同心草」も98万1千件のトップに出てくる。
ほかにも最近の記事で言えば「トマたまうどん」が4万8千件の1位、「"科学者も人の子"」が2万1千件の1位となかなか調子がいい。しかし驚かされたのは「大ビル」の検索結果で、なんと3360万件のトップに出てくるのでこれには恐れ入った。「大ビル」なんてキーワードは検索としては最も雑なものだから、「大」も「ビル」も猫も杓子も引っかかって来るから検索件数がかくも大きくなるのは頷けらるがそれにしてもそのトップとは、である。
ちなみに「日々是好日」は98万2千件の第5位であった。
こんなお遊びをしている間に外はすっかり暗くなった。あと余すところ5時間足らず、来年も気楽にブログ書きを楽しみたいと思う。一年間のお付き合いに感謝し、またのお立ち寄りをお待ちする次第である。ではどうかよい新年をお迎えください。