昔の大学教授の心意気 ６０年安保闘争余聞

昨日のエントリーに記したように６０年安保闘争関係の新聞記事を探していると、後年私となんらかの係わりが生まれる方の記事が散見された。その一つが昭和３５年５月４日の記事(読売新聞)である。









この抜粋記事に余計な説明は不要であろう。藤原先生は私が抱く大学教授のイメージをこのように体現された方であった。まさか後年ご縁が生まれようとは神ならぬ身でこの当時知るよしもなかったが、脂の乗った時期に出した私の論文のほとんどに以下の謝辞を書かせていただいたのである。

This work was supported in part by a research grant from the Fujiwara Foundation of Kyoto University.

タイトルの「昔」を「今」に変えても違和感のない大学であって欲しい。