サチコのときどきダイアリー

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澁澤栄一も愛した血洗島の「獅子舞い」を見に行きました

2019年10月21日 | お出かけ
10月20日 父の郷里・深谷市血洗島の諏訪神社の祭礼に行われる伝統の「獅子舞い」、1度、見てみたいと思っていました。新宿で妹夫婦と待ち合わせ。11時19分発の湘南新宿ラインで岡部駅へ。わが「東の家」の分家の「新屋敷」のヒサコさんがクルマで迎えに来ていてくれました。


「獅子舞い」の行列は1時に諏訪神社を出発すると聞いていたのに、1時に神社に行ったら、行列は出発した後でした。「獅子舞い」の行列は、「4社参り」といって、血洗島を代表する澁澤、吉岡、笠原、福島の4家をめぐった後、諏訪神社で奉納の舞いが行なわれることになっていますが、時間の予定はかなりいい加減だということが、だんだんわかってきました。


澁澤栄一の生家「中の家」へ行ったら、人が集まっていました。「獅子舞い」の行列がやって来るようです。


棒術の2人の後から、法眼獅子、雌獅子、雄獅子、笛方の行列がやってきました。昼間の「獅子舞い」の演者は中学生くらいの子供たち。オトナがやる夜の部が見ものということです。



棒術の技を披露する子供。真剣な表情がかわいい。かつては、雄獅子を演じるのは長男で、次男以下は雌獅子か棒術を演じることになっていたそうですが、いまは女の子も。
再来年の大河ドラマ「青天を衝け」の取材で来ていたNHKの制作のIさんとKさんとも、ケイタイで連絡をとって会えました。


「中の家」を出ていく行列。夜の部まで間があるので、今夜泊まる「新屋敷」で、ひと休みすることに。


「中の家」から「新屋敷」に行く途中にある「新宅」。修復はしているでしょうが、昔のたたずまいを残していますね。かつて血洗島には、すでに消え去った“大澁澤”こと、わが「東の家」を初め、数軒の澁澤家がありました。


ウチの分家の「新屋敷」。栄一翁の従兄で、生涯の友だった澁澤喜作(成一郎)の家です。お家は建て替えて、昔の建物は外蔵だけです。


早めに晩ご飯を食べようと、レストランに電話したら、1軒は「お祭りなので休業」、1軒は「お祭りなので満席」。ヒサコさんの知合いのお店へ行ったら・・・


食後にケーキをサービスしてくれました。Thank you!


夜の部は7時半から。神社の万灯はきれいでしたが、「獅子舞いはもう終わった」というミスインフォメーションにびっくり。


子供の獅子舞いは始まったけど、オトナはいつやるのよ? 獅子舞保存会の会長さんに尋ねても、ご酩酊で要領を得ません。進行係さんは「もっとお酒がまわってきたら、始まりま~す」なんて言ってる。要するに、適当にやってるようです。


でも笛方はマジメに横笛を吹いてるし・・・


8時過ぎに、やっとオトナの獅子舞いが始まりました。いやあ、さすがオトナの舞いはよかったですね。踊り手の獅子を舞う喜びが伝わってくるようで、堪能しました。ヒサコさんを初め、血洗島育ちの人は子供の時からなじんでいるので、メロディを口ずさんでいましたよ。私たち、すっかり満足して引きあげたのですが、翌日聞いたら、なんと獅子舞いは11時頃までつづいたそうです。今夜は「新屋敷」にお泊り。


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