2月2日 兄が小学2年、私は学齢前のとき、子供2人だけで初めて電車に乗りました。父が家に忘れた書類を丸ビルまで届けに行ったのです。白いピケの帽子をかぶっていたから夏ですね。山手線で東京駅で降りて、大きなビルの中に革靴の音が響きました。お使いのご褒美に、父に連れられて行ったお店で、イチゴ・ミルク食べた。このところ、しばらく丸の内を歩いていないので、遅いお昼を食べに行きました。


東洋一のビルだった、かつての丸ビルも、1999年、取り壊され、2002年、新しい丸ビルができました。建て替えられても丸ビルは丸ビル、懐かしさを感じます。

平成生まれの丸ビルは、36階建て、中央が吹き抜けになった、こんな感じの近代的ビルです。


35,36階はレストラン街ですが、こんな眺めの良いスペースもあって、外国人や「おのぼりさん」がいました。

5階のレストラン街に、麻布十番の洋食屋「満天星」があったので、オムライス食べました。落ちつける、いいお店。
旧東京中央郵便局「kitte 丸の内」へ

東京駅前にあった中央郵便局も、2013年、「kitte 丸の内」という商業ビルになっちゃいましたね。中央郵便局だった頃、記念切手かなにか買うのに、ここに並んだことがあったわ。


いまも入口に赤いポストと「〒 東京中央郵便局」という看板があって(左)、1F には郵便局もあります(右)。

旧郵便局長室からの眺め。東京駅前を見下ろす絶好の位置ですね。私が「kitte 丸の内」に寄ったのは、一般公開されている旧局長室を、ちょっとのぞいてみたかったから。


局長さんの机には、黒い電話や、古めかしい電気スタンド、置時計、ペン皿などが置いてありました。中央郵便局の歴史を感じます。
赤煉瓦の東京駅へ

東京駅はいつもなにげなく通過しているけど、改めてみると美しい建物ですね。1914年に、レンガ造りの3階建て、すご~い!戦災で損壊したドームの修復が2012年に完成。東京駅建設には渋沢栄一も深く関わっていて、レンガは深谷製でした。

ふだんは見あげることもなく歩いているドームだけど、カッコいいですね。南北ドームとも、ほぼ同じデザイン。東京駅は国指定重要文化財だって。


東京ステーションホテル健在ですね(右)。東京駅ができた翌年1915年開業、戦災で損壊して修復。駅の中とは思えないオシャレなホテル、一度、泊まってみたいなあ。新丸ビルにも寄って、丸の内、もっと歩きたかったけど、早めにおウチへ。
今夜のご飯

お昼が遅かったので、晩ご飯は白菜とチキンボールのクリーム煮とパンで軽めに。
