サチコのときどきダイアリー

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あやまちは 安き所に成りて 必ず仕る事に候う

2024年03月29日 | 
3月30日 雨が降ると、マンションの外階段は濡れて滑りそう。そんなとき、私は必ず、もう2,3段というところで、「過ちすな。心して降りよ」とつぶやきます。吉田兼好「徒然草」の「高名の木登りといひし男・・・」で始まるセクション、ご存じですよね。

  

木登り名人と言われた男がいまして、ある時、配下の男を木に登らせて枝を切らせましたが、男が梢の危ないところにいるときは、なにも言わず、降り始めて、もうすぐ地上というときになって、「気をつけて降りなさい」と注意するのです。なぜと人が問えば、「失敗は容易なところでやらかすものだ」と答えます。


私、この話が大好きで、「あやまちは安き所に成りて、必ず仕る事に候」は、私の座右の銘のひとつになっています。高齢の友人知人はよく転びますが、私はこのことばのおかげで、ぜんぜん転びません。


   昨日はすごい風だった


朝起きてバルコニーを見たら、台に載せてあった植木鉢が落ちて割れて、後始末が大変でした。

   
   エニシダの想い出

エニシダの鉢を買いました。昔、母と妹夫婦とナポリに行って、全山エニシダの黄に蔽われたヴェスヴィオ山をロープウエイで登りました。エニシダを見ると、私、必ずヴェスヴィオを想い出します。


   アンチョビもらった
 

いつものぞく輸入食品のお店、包装が少し傷んだものがバーゲンになっていたりして、見るのが楽しみ。珍しい食品もいろいろあります。昨日はイタリア製のポテト‣ニョッキが100円。フランス製のグリッシーニも買いました。


今日で賞味期限の切れるアンチョビは「無料。どうぞお持ち帰り下さい」と書いてあります。アルバニア製だって。アルバニアって、ヨーロッパ一の貧乏国でしょ。どうかなと思ったけど、タダだし、アンチョビ大好きなのでもらって帰りました。


・・・で、昨夜はポテト・ニョッキのミートソースと、ゆでキャベツのアンチョビソース。アンチョビは塩分過多になりがちだから、マヨネーズでまろやかにして。とても、おいしいアンチョビでした。


今夜はキャベツとアンチョビのパスタ。キャベツとアンチョビって、合うのよね。あと、ブロコとウインナのチーズとろとろと、カボチャ・スープ。


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