サチコのときどきダイアリー

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晩秋の鎌倉散策とお見舞い

2013年12月03日 | お出かけ
12月2日 先月、鎌倉の義姉がベッドに腰かけようとしてドテンと尻もちをついて、腰椎を傷め、コルセット状態なので、妹夫婦と「お見舞いに行こう。ついでに、晩秋の鎌倉をちょっと散歩しよう」ということになりました。

11時45分新宿発の湘南新宿ラインで鎌倉へ。

まずお昼を食べようと、小町通りの入口のおそばや「峰本」へ。このお店、若宮大路に本店がある古いおそばや。個室式の席が落ちつけてよいです。3人とも、なぜか鍋焼きを食べました。

「妙本寺の紅葉がいいと思う」と義姉が言うので、「おんめさま」の境内を抜けて妙本寺へ行きました。「おんめさま」は正式には「長慶山 大巧寺(だいきょうじ)」。安産のお寺として知られています。入口に「安産・子育て 産女霊神」と書いた石碑が立っています。

大巧寺の本堂です。由緒によると、このお寺は昔は大行寺と称し、真言宗でしたが、源頼朝がこの寺で戦略を練り、大勝したため、元応2年(1320)大巧寺と改名、住僧が日蓮に帰依改宗し、妙本寺の院家に属したとあります。・・・で、なんで、安産の神様が奉られたんでしょうか??

境内に真っ赤な葉をつけたウルシみたいな木がありました。お庭の手入れしている人にきいたら「ヌルデ」ですって。ヌルデはウルシ科ヌルデ属。

妙本寺は境内も広い、りっぱなお寺です。長興山妙本寺。日蓮宗です。

境内は赤や黄に紅葉がきれいです。駅から近く足場がよいわりには観光客は少ないようです。

鐘楼のたたずまいが風雅です。お寺でも、教会でも、鐘楼って趣があっていいですね。

カメラや三脚を持ったおじさんが何人もいました。みんな紅葉を撮りに来ているようです。

滑川です。青砥藤綱の逸話が伝えられるのは、この川の上流です。鎌倉時代の武士、青砥藤綱が、川に落とした10文の金を探すために50文で松明を買って探させたという伝承、ご存知と思います。


若宮大路を通って八幡宮へ
久しぶりに若宮大路をぶらぶら歩きました。

鎌倉彫会館です。鎌倉彫の師匠だった母はここで教えていました。

ベルギーの有名なチョコレート店「レオニダス」のお店があります。鎌倉も変わりました。

古めかしい店構えの「峰本」の本店です。大正13年の創業ですって。写真は「峰本」のサイトから拝借。

鶴が丘八幡宮。子供のとき、この太鼓橋に登って遊びましたけど、いまは柵で入れません。滑って転ぶ人が出るといけないからでしょう。なんでも禁止はつまらないですね。


♪のぼるや石の きざはしの 左に高き大銀杏・・・のイチョウは2010年、強風で折れてしまいました。公卿が将軍実朝を殺そうと隠れていたという大銀杏、懐かしいです。


社務所ではお巫女さんたちがもう破魔矢つくりを始めていましたよ。

お守り売りもお巫女さんたちの仕事。初詣に備えて、お守りも大量に準備するのでしょうね。

裏八幡からバスに乗って、明月院で下車。鎌倉の家へ。明月院へ向かう小道の紅葉がとってもきれいでした。

ご近所のタカシナさんにご挨拶に行ったら、手づくりギョウザが届きました。なので、ビールの缶をプシュプシュ開けて・・・

そのうち、晩ご飯にたのんでおいたうな重が届きました。ウフ・・

よく食べて、よく歩いた1日でした。帰りも新宿まで湘南新宿ライン。
お家に帰って、ドアにクリスマス・リース飾りました。



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コメント
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