極東不動産の日記

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ネット時代と高齢者

2008-06-25 22:48:30 | 業務日誌

今年の7月11日発売の「I・フォン」を購入しようと、若い社員に相談したら、言下に、「社長では、とても無理ですよ」と素っ気ない返事である。現在、使用しているのは、ドコモである。  あの分厚いマニュアルを読むと、眠くなるので、短大生のバイトに教えて貰っている。何とかメールは打てるようになった外、 「IPodも」ようやく、何とか、使えるようになったが?                     この新機種(Iフォン)は、相当、慣れないと我々には、無理らしい。                 最近の機種の進化は想像以上である。

私と同年輩の同業者は、パソコンが使えない。ある大手の若手社員が、物件をネットに載せてやるから、直接取引をと、オーナーを口説いたらしい。悔しいので、当社で載せてくれと物件を、持ち込んできた。最近のネット関係の技術の進化は、若年層と高齢者の格差を、どんどん広げている。変化に対応できないと我々も含めて、淘汰されるのでは?

大変な時代になったものである。


東北支部会合

2008-06-24 23:25:29 | 業務日誌

今日は、仙台市で、所属するフランチャイズの東北支部会議があった。年々、入会する会員も増えて、盛況である。率いるリーダーが若く、有能な方なので、業務の進化は、(加盟してない)個人では、到底、望めないものだ。その上、時代の先端を行く、デジタルとアナログ両面での指導は、正鵠を得ている。何より、時々問題を起こしている或る大手と違って、理念が素晴らしい。最近は、政・官・財に至るまで、不祥事が絶えない。環境問題と共に、コンプライアンスが、より一層、社会から求められていると言うのに?

少なくとも、我々だけでも、サービスの原点に立ち戻り、人様(社会)のお役に立てるように、仕事を通して、努力せねばと、思った次第である、   それにしても、最近の技術の進歩は凄まじく、携帯の進化・Iポット・メモリボ等、やる気さえあれば、高度な知識を、いくらでも身に付けられる若い人が羨ましい。賞味期限の短い? 昭和生まれの我々は追いつくのに、やっとである。


ウエブ雑感・その2

2008-06-23 22:29:33 | アート・文化

昨日のブログに、「ウエブ雑感」を書いたら、たまたま、今日の産経新聞に、米ミューズ・アソシエイツ社長である、梅田望夫氏の投稿の続編が載っていた。「量が質に転化する瞬間」と言う題で、書かれている。彼の文章をそのまま、引用したい。要約すると、将棋タイトル戦「棋聖戦」の特別観戦記で、こう述べている。将棋界最高峰の2っの頭脳、棋聖・佐藤康光と挑戦者・羽生善治の対決の現場に、居合わせた梅田氏が見たのは、知が生まれる瞬間の厳粛さ、であったとのこと。

梅田社長の専門は、「ウエブ進化や情報の爆発が、引き起こす社会変化」の研究とのことで、現代将棋の世界で、起きている事に通じると、羽生名人は、彼に教えたそうな。

「ITとネットの進化によって、将棋の世界に起きた最大の変化は、将棋が強くなるための高速道路が、一気に敷かれた事です。でも高速道路を走り抜けた先では、大渋滞が起きています」

羽生名人は、高速道路の先の大渋滞を抜ける事と「量が質に転化する」事は、深く係わってくるはずだと、梅田社長に言ったとのこと。

それから、梅田社長は、こうも言っている。ある時代に登場するリーダーの特質は、その時代の性格を映すものだ。天才的研究者の資質と、未来の洞察に優れた、ビジョナリー能力を兼ね備えた、羽生善治と言う希有な日本人が、他の世界ではなく、将棋界に現れた事は、情報化社会たる現代と言う時代を、象徴していると言えるのだ、と結んでいる。

浅学非才の私の頭では、これらの優れた人々の文章を、十分理解しきれないが、言わんとする意味は、何となく分かる気がする。今年に入って、今までとは違う、つまり、潮目が変わった感のある、社会の変化に、素早く対応出来る政治のリーダーに、羽生永世名人の様な人がいないものであろうか? 示唆に富んだ6月23日の産経新聞紙の記事には、事業を経営している立場からも、深く考えさせられた。


ウエブ雑感

2008-06-22 15:48:59 | アート・文化

最近の秋葉原の痛ましい殺傷事件や、毎日、起きているネットがらみの事件を見るにつけ、今年の4月に、産経新聞に掲載された梅田望夫氏(米ミューズ・アソシエイツ社長)の論文を思い出す。それは「信頼結ぶ英語圏の実名サイト」と言う論題である。要約すると、英語圏と日本語圏とでは、ネット空間の雰囲気が全く違う。そのことを多くの日本人は知らない。梅田氏は、15年近くネット空間を観察してきて、英語圏の凄さに、ため息をついたという。

「お前は何者なのだ。お前の価値は何だ。これから、お前は何をしたいのだ」欧米の若者達は、常にそう問われながら育つ。個を磨き、自分の個性を発信しながら、社会を行き抜いていくようにと、子供のころから教えられる。

そんな「実名で自己を表現しながら、顔を上げて生きる」という欧米の「強い文化」を、英語圏ネット空間に持ち込んで、標準化してしまった会社がある。フェースブックという、シリコンバレーの未公開ベンチャーだ。日本のミクシイと同じ。会員限定の情報交換サイト「SNS」の一つである。会員数は全世界で5000万人を超え、英語圏の35歳以下の利用者が圧倒的に多い。その大半が、顔写真・実名・自らの詳細なプロフィールを公開し、相互にコミュニケーションを取り、友人知人のネットワークをネット上で、広げている。

欧米英語圏の若者達を中心に「強い文化」が、世界に広まっているのだ。「匿名参加者が中心で、完全には自分を明かさない人が多い、日本と全然違う」上記のフエースーブックで知り合った人同士は、理解と信頼が得られる。昨年10月、マイクロソフトが、フェースブックに投資したとき、150億ドルという同社の時価総額の高さに、世界中が驚いた。能力が高く、やる気のある、世界中の若者達の多くが「人生のインフラ」としてフェースブックを利用し、その人間関係の地図の様なものが、可視化されつつある。この文章は、梅田氏の投稿をそのまま引用した。

彼の投稿文を読んで、ネット利用についても、日本での現状と比べ、ビックリさせられた。あらゆる点で、社会の閉塞感や、外国との交渉等での腰が引けた状態も納得? できる。非常にユニークな論文なので、ここに紹介すると同時に、日本も教育からやり直して、「強い文化」を構築しないと、欧米諸国(英語圏)に、益々引き離されるばかり、と感じる次第である。


秘湯

2008-06-21 16:40:53 | アート・文化

「年々歳々、花、相似たり、年々歳々、人、同じからず」と言う言葉があるが、当家の梅畑より採れる梅は、毎年、同じ時期に花が咲き、同じ実が収穫される。毎年、殆ど寸分の狂いもなく、時が流れている反面、家の周りの人間模様は、病気で亡くなったり、大病したりと、少しずつではあるが、変化している。

大量の梅を収穫した労苦? の慰労を兼ねて、妹夫婦と4人で、福島市郊外の高湯温泉を尋ねた。ここは硫黄分の多い源泉で有名である。安妻屋と言う少人数(13名)の旅館だが、家族的なサービスは、行き届いていて、料理も最高である。特に、露天風呂が2ヶ所もあり、大自然の中で入浴する、至福の時を楽しめる。正に秘湯中の秘湯である。フキ・クリン草・ヤマボウシの花を眺めながら、下山した。

いつも、この時期になると、梅を基準にして、大自然のサイクルの神秘さを感じると共に、人間の弱さも感じる季節でもある。