飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

御嶽・飛騨頂上(2,811m)へ行ってきました。 20161224

2016-12-25 00:11:35 | 山岳会

 飛騨地方は、冬は当然寒く、そのせいでなかなか練習のランニングができません。寒さを我慢して、あるいはあったかい格好でランニングをしてもいいのですが、飛騨の冬のトレーニングはやはり「冬山登山」!あえて寒ーいところに行ってしまいます。

 ということで、12月24日、世間的にはクリスマスでにぎわっていますが、山岳会の研修でホワイトオンタケに行ってきました。

 高山からチャオ御岳スキー場横のゲートを通り、濁河(にごりご)温泉に行き、そこから登ります。8:30出発。登山口周辺(標高1,800mほど)は積雪10㎝くらいで、ほかの登山者の足跡は見当たりませんでした。

 濁河温泉からの登山道をすすむと、樹林帯の中を徐々に高度を上げていきます。ジョーズ岩とかのぞき岩などの岩を横目に見ながら進むと、標高2,300mを過ぎたあたりから雪が増えてきました。降雪によるのか吹き溜まりなのかはわかりませんが、深いところでは膝上になり、ワカンを装着。

 

しかし、その後2,500mからは樹林帯を抜け、硬い雪面に。そこからはアイゼンに切り替え、ザクザクと登りました。

天候は基本曇りでしたが、強い風に雲が飛ばされ、時々晴れ間も見えました。

 

 稜線に近づくと風が強くなり、鼻や耳に凍傷の前触れの痛みがでてきました。何とか我慢をし、飛騨頂上に到着。小屋の陰で風を避けて、行動食をあったかいコーヒーで流し込み、何とか人心地が付きました。

 

 摩利支天まで足を延ばそうか、という意見もありましたが、風が強いためあきらめることに。内心ほっとしていました・・・。

 

 この冬初めての冬山だったので、感覚を取り戻すのにいい研修となりました。

 距離は往復で8㎞程で標高差は登り1,000m位でした。登りは4時間、下り1.5時間くらい、荷物を背負っての登山でまあまあいいトレーニングになりました。

 さて、次はどこに登ろうかな・・・