なかなか週末にいい天気とならない今日この頃ですが、昨日、M師匠とともに、去る8月2日に行った位山三山トレイルランニングコースの下見の続きを走って(歩いて)きました。
18㎞ほどを5時間半かけて、秋の自然を愛でながらののんびりトレラン(それってただの登山では…?)でした。
朝6:30、前回の終了点である下呂市山之口の位山官道入口から登り始めます。ここは、かつて飛騨の工(たくみ)が都へ通った道であり、一部石畳の歩道が復元されています。昨夜の雨で、山肌のところどころから湧水が流れ、石畳を濡らしています。滑りそうになりながら、ひんやりした山道を登ります。
歩道は、並行して走る県道に一度出て、県道を歩くことになります。再び歩道に入り、石畳の傾斜が増してくると位山峠にたどり着きます。
位山峠からは、西に進路をとり、舟山(船山)山頂を目指します。この歩道は、岐阜大学の演習林を通るコースで、「光と風の道」と名付けられた気持ちのいいトレイルです。ブナやミズナラ、ヒノキの巨木の間をグイグイ登っていきます。
このあたりから、雲が晴れて日差しがさすようになりました。
舟山の山頂(1,479.5m)は、名前の通り船をひっくり返して伏せたような形で、北東~南西向きの細長い稜線となっています。コースは南西の頂上稜線にたどり着き、そこから自然散策ができるようになっている園地を通って北東の端にある山頂にたどり着きます。8:30。
山頂はちょっと残念なことに電波塔群の中にあり、あまり趣が感じられません・・・
山頂のさらに北東には展望台があるということで、ちょっと足を延ばしてみました。途中に船山神社があり、道中の安全を祈願しました。
展望台は、船山スキー場のリフトの頂上駅があった場所ですが、今は撤去され、展望台が整備されていました。正直あまり期待していませんでしたが、ちょうど晴れてきたこともあり、御嶽、乗鞍、槍穂などの山々が一望できる、とってもいい展望台でした。
ここからさらに北東方向には、スキー場に向かう歩道があり、厳しいトレランコースを設定するならぜひ入れたいコースですが、今日のところはひとまず山頂に戻ります。
山頂からは西に下り、アララギ湖を目指します。カラマツやヒノキの林の中をジグザグに下るコースで、傾斜があまりないことから楽しく足が進みます。沢にかかる丸太橋がつるっつるなのが難点で、何度も転びそうになりながら進みました。
下りきるとアララギ湖。9:20。ここは車道があり自販機もあります。ということでコーラを体に注入。
ダムの堤体の先には、これから登る、そしてこのコースのメインイベント(?)の位山が目の前に。
堤体の先からは、電力会社の送電線巡視路の急登を登り、尾根を越えるとトラバース道にはいります。この辺りは間伐などの作業が行われており、その影響であちこち歩道が寸断され、表示の乏しいところでは道がよくわかりません。管理人様にはぜひ手入れをしていただきたいものです。
造林地を刈りはらってロープで表示された道をたどると、眼前に巨木が現れます。『政板のミズナラ』はミズナラの中では全国で9番目に大きな木とのこと。痛みも目立ちますが、風格のあるその姿にはパワーをいただいた気がしました。
ミズナラの先の登山道は斜面を登る方向のはずですが、ピンクのマーキングテープがあちこちにあり、どっちが本当か迷ってしまいます(実際、以前来たときは迷って30分くらいロスしました…)。
何とかロープを探り当て、登っていくと林道に出ます。左に進んで終点から、位山の登山道が始まります。ここからは人工林の中をひたすら登っていきます。
人工林がなくなって天然林になると、山頂はもうすぐ。立派な水場で水分を補給し、立派なバイオトイレに立ち寄り、ちょっと登ると位山の山頂(1,529m)です。11:00。
山頂の先には、前回の下見に川上岳に向かった分岐があり、天の岩戸までは同じ道を(逆に)たどります。
そこからは、本州の中央分水嶺の尾根道をゆったりと下っていきます。天然林の中の気持ちのいいトレイルで、新緑や紅葉の時期だともっと気持ちよく走れ(歩け?)そうです。
尾根道はやがて開けて、位山スキー場のてっぺんに出ます。ここも舟山展望台と同様、見事な景色が出迎えてくれました。すぐ下には、わがまちも広がっています。ここからは整備された登山道(だいぶ雨で浸食されていますが)を下り、スキー場の駐車場でゴール。12:05。お疲れ様でしたー
今回のデータです。あくまでも私のGPSウォッチのデータですが。
前回の下見前半では、距離約42㎞、累積標高差約2,700mでした。
今回は距離約18㎞、累積標高差1,500mで、合わせると距離約60㎞、累積標高差4,200mのタフなコースとなります。制限時間は・・・20時間といったところでしょうか。
それにしても、山あり谷あり、巨木あり、展望台ありの、魅力的でタフなコースとなりそうですね! 実現に向けて、あちこち忙しくなりそうです。(本業の仕事も最近忙しいので困ってしまうのですが・・・)
18㎞ほどを5時間半かけて、秋の自然を愛でながらののんびりトレラン(それってただの登山では…?)でした。
朝6:30、前回の終了点である下呂市山之口の位山官道入口から登り始めます。ここは、かつて飛騨の工(たくみ)が都へ通った道であり、一部石畳の歩道が復元されています。昨夜の雨で、山肌のところどころから湧水が流れ、石畳を濡らしています。滑りそうになりながら、ひんやりした山道を登ります。
歩道は、並行して走る県道に一度出て、県道を歩くことになります。再び歩道に入り、石畳の傾斜が増してくると位山峠にたどり着きます。
位山峠からは、西に進路をとり、舟山(船山)山頂を目指します。この歩道は、岐阜大学の演習林を通るコースで、「光と風の道」と名付けられた気持ちのいいトレイルです。ブナやミズナラ、ヒノキの巨木の間をグイグイ登っていきます。
このあたりから、雲が晴れて日差しがさすようになりました。
舟山の山頂(1,479.5m)は、名前の通り船をひっくり返して伏せたような形で、北東~南西向きの細長い稜線となっています。コースは南西の頂上稜線にたどり着き、そこから自然散策ができるようになっている園地を通って北東の端にある山頂にたどり着きます。8:30。
山頂はちょっと残念なことに電波塔群の中にあり、あまり趣が感じられません・・・
山頂のさらに北東には展望台があるということで、ちょっと足を延ばしてみました。途中に船山神社があり、道中の安全を祈願しました。
展望台は、船山スキー場のリフトの頂上駅があった場所ですが、今は撤去され、展望台が整備されていました。正直あまり期待していませんでしたが、ちょうど晴れてきたこともあり、御嶽、乗鞍、槍穂などの山々が一望できる、とってもいい展望台でした。
ここからさらに北東方向には、スキー場に向かう歩道があり、厳しいトレランコースを設定するならぜひ入れたいコースですが、今日のところはひとまず山頂に戻ります。
山頂からは西に下り、アララギ湖を目指します。カラマツやヒノキの林の中をジグザグに下るコースで、傾斜があまりないことから楽しく足が進みます。沢にかかる丸太橋がつるっつるなのが難点で、何度も転びそうになりながら進みました。
下りきるとアララギ湖。9:20。ここは車道があり自販機もあります。ということでコーラを体に注入。
ダムの堤体の先には、これから登る、そしてこのコースのメインイベント(?)の位山が目の前に。
堤体の先からは、電力会社の送電線巡視路の急登を登り、尾根を越えるとトラバース道にはいります。この辺りは間伐などの作業が行われており、その影響であちこち歩道が寸断され、表示の乏しいところでは道がよくわかりません。管理人様にはぜひ手入れをしていただきたいものです。
造林地を刈りはらってロープで表示された道をたどると、眼前に巨木が現れます。『政板のミズナラ』はミズナラの中では全国で9番目に大きな木とのこと。痛みも目立ちますが、風格のあるその姿にはパワーをいただいた気がしました。
ミズナラの先の登山道は斜面を登る方向のはずですが、ピンクのマーキングテープがあちこちにあり、どっちが本当か迷ってしまいます(実際、以前来たときは迷って30分くらいロスしました…)。
何とかロープを探り当て、登っていくと林道に出ます。左に進んで終点から、位山の登山道が始まります。ここからは人工林の中をひたすら登っていきます。
人工林がなくなって天然林になると、山頂はもうすぐ。立派な水場で水分を補給し、立派なバイオトイレに立ち寄り、ちょっと登ると位山の山頂(1,529m)です。11:00。
山頂の先には、前回の下見に川上岳に向かった分岐があり、天の岩戸までは同じ道を(逆に)たどります。
そこからは、本州の中央分水嶺の尾根道をゆったりと下っていきます。天然林の中の気持ちのいいトレイルで、新緑や紅葉の時期だともっと気持ちよく走れ(歩け?)そうです。
尾根道はやがて開けて、位山スキー場のてっぺんに出ます。ここも舟山展望台と同様、見事な景色が出迎えてくれました。すぐ下には、わがまちも広がっています。ここからは整備された登山道(だいぶ雨で浸食されていますが)を下り、スキー場の駐車場でゴール。12:05。お疲れ様でしたー
今回のデータです。あくまでも私のGPSウォッチのデータですが。
前回の下見前半では、距離約42㎞、累積標高差約2,700mでした。
今回は距離約18㎞、累積標高差1,500mで、合わせると距離約60㎞、累積標高差4,200mのタフなコースとなります。制限時間は・・・20時間といったところでしょうか。
それにしても、山あり谷あり、巨木あり、展望台ありの、魅力的でタフなコースとなりそうですね! 実現に向けて、あちこち忙しくなりそうです。(本業の仕事も最近忙しいので困ってしまうのですが・・・)