飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

八ヶ岳スーパートレイル100マイルレース、参戦記(スタート~第3エイド)

2012-11-13 01:39:14 | 走る!
 レースを終えて一週間がたち、腫れていた左足首も回復しました。レース(第2関門で時間切れDNF)直後の高揚感も薄れ、ある程度冷静に振り返ることができるようになったので、来年に備えるための記録として、あったこと、考えたことをここに記します。

 11月3日は2時起床。茅野駅前のビジネスホテルで身支度を整え、M師匠とともにスタート地点の蓼科湖へ向かいます。途中、コンビニで行動食(主に松原湖へのデポ用)を仕入れ、すき家でカレーの朝食(というか夜中なので夜食ですが)をとる。

 スタート地点に近づくと、暗闇の中にテントや誘導スタッフ、ヘッドランプをつけたランナーらしき人が見えてきました。駐車場に車を止め、程よく冷え込んだ車外に。いよいよです。





 開会式の後、星空のもと5:00スタート。はじめのうちは下りが続きます。みんなけっこう飛ばしていきますが、M師匠と「ゆっくりゆっくり」を掛け声に進みます。なんといっても、今日(~明日)は長丁場。後半足をいかに残すかがで完走できるかどうかが決まるだろうとの予想からです。

 第一エイドは8km地点の岳麓公園。5:55到着。ここまでは寒さ対策で登山でも使っているレインウェア(ミズノ)を着ていましたが、体もあったまって多少汗ばんできたので脱ぐことに。脱いだ下は、冬期登山用のアンダーウェア(ロングTシャツ)と、ランニング用の短パン。ニットの帽子(冬用のバラクラバ)も脱ぎましたが、薄い手袋はつけたままで。ここでは水とエナジードリンクを少々いただきました。



 その先は、農村地帯のアップダウンのあるコース。空はだいぶ明るくなってきましたが、太陽が顔を出すまでは冷え込みは強く、道端には霜がびっしり降りていました。



 やがて八ヶ岳から太陽が顔をのぞかせ、少しずつ気温が上がってくるのを体感しました。そして19km地点の第2エイドの八ヶ岳自然文化園に7:20到着。ここでは地元の好意でプチトマトが配られており、小袋に入ったのを受け取り、走りながらいただきました。確かトマトのリコピンは疲労回復に効くとか。



 その後コースは別荘やペンションの並ぶエリアを通り、信玄棒道と呼ばれるトレイルに。ゆるいアップダウンは気持ちよく走れましたが、ちょっと急な登りは歩きに。なんせ先は長いのです。やがて車道の下をくぐって橋を渡ると、第3エイドへの登りが現れました。ここは迷わず歩きに。でも気がはやって早歩きになってしまいました。

 約37km地点の第3エイドには9:13到着。スタッフの方がパワーバーをはさみで細かく切りながら配っておられました。きっともう残りが少なくなっていたのでしょう・・・椅子に腰掛け、持ってきたジェルなどでちょっと腹ごしらえをしました。M師匠とは「これで大体4分の1済んだ!」と喜び合いました。